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【遊戯王マスターデュエル】第2回MCカップ『ゼアルカーニバル』開催!


始めに

なんと!9月14日にマスターデュエルでゼアル系の大会が開催されます!
私はルール調整とカードプール調整に関わっています。実はね。
ざっくりとデッキ構築のルールをまとめますと、

・20名のゼアルキャラから担当したいキャラを第一希望~第三希望まで選択して参加申請。どのキャラの担当になるかは締切後に発表。
・キャラの使用可能カードが画像に書いているので、自分が担当するキャラのカードリストを見てその中でデッキを組む。キャラによっては特殊ルールや採用しなければならないカードがある。
・どのキャラでも使用可能なカードが5種類ある。また、一部キャラは汎用カードリストからカードを採用できる。

という感じです。詳しくは元ポストを確認してくださいませ。ルールや大会形式もそちらからお願いします。
ここでは、各キャラがどのくらいの強さなのかをざっくり説明していきたいと思います。
あくまで個人の感想ですので、話半分に聞いてくださいませ。

九十九遊馬

個人的評価:A
使用可能カードが多くて一見有利そうに見えますが、レベルがバラバラのため様々なモンスターエクシーズを使い分ける必要があります。
・ガガガ中心のオノマト系を駆使して複数のランクを使い分ける。
・未来皇ホープ関連のカード
・有用な罠が多い
という点を生かしてかっとビングしていきましょう。

相手にする場合
ホープレイVやヴォルカザウルスの超火力、バイバイダメージやもの忘れなどのカウンター系に気を付ける必要がありそうです。

アストラル

個人的評価:A
メインデッキのカードはほぼ遊馬と同じです。
遊馬との決定的な違いは、モンスターエクシーズの種類です。ホープ系列が大量にあります。
必須カードの関係上、RUMを駆使して戦う必要があります。
戦いが長引くとホープ不足に陥りがちなので、ホープをエクストラデッキに戻せるエクシーズ・ソウルなどのカードも視野に入りそうです。

相手にする場合
RUMヌメロン・フォースが返し札として最強レベルのカードになっているため注意する必要がありそうです。

神代凌牙

個人的評価:A
ランク3~5のモンスターエクシーズを中心にするデッキです。
シャークドレイクやバハムートシャークによる高火力展開や、スパイダーシャーク、クリスタルゼロといった攻撃力操作がメインとなります。
海竜神の激昂でイラっとくるぜ!+シャークさんのマジックコンボの要素も確保できそうです。(?)

相手にする場合
禁じられた聖杯、激流葬などがあるので伏せカードには注意しましょう。

天城カイト

個人的評価:S
とにかく銀河眼の光子竜が強いです。キーカードが強いのは理想ですね。
出す手段も豊富、サポートする魔法も豊富、モンスターエクシーズも強力と非の打ちどころがありません。

相手にする場合
まず銀河眼の光子竜をどうにかしないといけません。サイドデッキはカイトを意識したカードを検討したほうがいいかと思われます。

個人的評価:A
ほぼデッキ内容が固定化されますが、強いカードが多いです。
Ⅲのファンデッキをそのまま使えるような環境なので、好きな人は選んでみてはいかがでしょうか。

相手にする場合
フォーク=ヒュークとマシュマックのコンボが即死級の威力なので気を付けないといけません。

個人的評価:A
Ⅲと同じくほぼデッキ内容が固定化されます。しかしこの大会においてはジャイアントキラーが猛威を振るいます。ファンサービスを存分に行えますね。

相手にする場合
ジャイアントキラーは勝負を決することができる性能なので、意識する必要がありそうですね。

個人的評価:C
汎用カードを使用可能です。しかしメインとなるダイソンスフィアは1枚で場を支配できるカードではないため、工夫が必要そうです。
エンタープラズニルやエクシーズ・ブロックが使いやすいのでそれらで対抗しましょう。

相手にする場合
ダイソンスフィアは戦闘での突破は不可能なので、効果による破壊手段を用意しましょう。

トロン

個人的評価:A
Ⅳと同じく、この大会においては猛威を振るいます。モンスターエクシーズ対策の効果持ちなので、モンスターエクシーズがメインのこの環境ではめっぽう強いです。紋章獣は展開力、復帰力があり、出しやすさも申し分ないでしょう。
また、リサーガム・エクシーズの攻撃力アップが地味に強力で、昇華する紋章と組み合わせるとかなりの強固さを誇ります。ただし、昇華する紋章を発動するとランクアップができなくなるので気を付けましょう。

相手にする場合
デッキ単位でエクシーズ対策をされるので無効化されるのを想定して動きましょう。

ゴーシュ

個人的評価:A
エクスカリバーと魔法の組み合わせで余裕で打点8000以上になります。一撃に全てを賭ける戦法だけかと思いきや、別のモンスターエクシーズやサウザンドブレードで耐久も仕掛けることが可能と、ノリの良さは健在です。
ヒロイック以外では、フォトン・ストリーク・バウンサーは制圧能力としてはかなり強力なのでなんとか出してみたいですね。エクシーズ・アラインが一番楽でしょうか。

相手にする場合
対抗手段がない状態でモンスターを攻撃表示で出してターンエンドするのは避けた方がいいですね。

ドロワ

個人的評価:B
カードの種類が少なく、アドリブ力が問われるデッキになります。フォトン・アレキサンドラ・クィーンのリセット力は強力なので、他の昆虫系カードと合わせて臨機応変に戦っていきましょう。

相手にする場合
やはりモンスター全部バウンスが強力なので意識していく必要があります。また、Gボールパークが出た時の動き方も考えておく必要がありそうです。

フェイカー

個人的評価:D
ハートアースが受動的な効果なので、相手によっては機能しない場面があります。
デスキマイラドラゴンをメインアタッカーに据えつつ、ハートアースのコンボができそうならそちらを出していく感じで、割り切った方がいいのかと思われます。
もしくは、ナンバーズ・エヴァイユありきの構築にしてハートアースドラゴンを強く使う戦法にするのも手ですね。
ハートアースがトロンやカイト相手に不利なのは、ある程度仕方ないですね……

相手にする場合
ハートアースドラゴンの除外効果が強力なので、極力、セットを行わずに戦いましょう。

闇川

個人的評価:B
禁止カードのほとんどはストラクチャーデッキの新カードとなっています。
忍者系のサーチ効果と忍術で翻弄しつつ、隙を見てブレードハートで大打撃を与えていきます。種類は豊富なので、使用者の好みが出そうです。

相手にする場合
種類が多いため、1枚ずつカードを見ていくしかありませんね……さすが忍者と言ったところでしょうか。

メラグ

個人的評価:B
一部シャーク系のカードを借りて、ランク4・5のモンスターエクシーズを使っていきます。
No103は強力なモンスターであるため、それ一辺倒でも戦えるポテンシャルはありそうです。あと、地味にミラーフォースを使えるのも利点です。

相手にする場合
No103の除去効果は相手ターンでも使用できるため行動を制限されます。展開阻害されても大丈夫なように立ち回りましょう。

アンナ

個人的評価:A
とにかくグスタフマックスを出す!これにつきます。除去手段が少ないので、ガンガリディアと使い分けていきたいですね。
ランク4も出せるので、そちらでも戦えます。

相手にする場合
効果ダメージが飛んでくるので、とにかくライフは維持しておきたいところです。工作列車シグナルレッドの戦闘介入効果があるため、盤面が空いていても油断しないようにしましょう。

ベクター

個人的評価:B
使用カードのレベルにばらつきがあるため、手札交換系のカードを駆使して手札を揃えていきましょう。
異次元の古戦場サルガッソが刺さる相手にはめっぽう刺さるので、効く相手にはよからぬことができそうです。バーンやらコントロール奪取やら、ベクターらしくいきたいですね。

相手にする場合
サルガッソがきついキャラは対策必須です。姑息なカードを……(サルガッソの灯台を墓地へ送りつつ)
一時休戦やモンスター効果無効系も存在するので、長期戦も視野にいれましょう。

アリト

個人的評価:S
安定性が抜群で、モンスターが2体並べばバーニングナックル・クロスカウンターを仕込めます。
その上対象耐性がつくので、本来ならモンスターエクシーズを対策できるはずのⅣとトロンにも強く出れます。
その代わり攻撃力不足に陥りやすく、カウンター罠もサイクロンなどで対処できるため過信はできません。カードプールの都合上、他の伏せカードも少なくなりがちです。また、BKモンスターを全種類投入という縛りがあるので、初手によっては2体並ばないこともあります。

相手にする場合
とにかくデンプシー+クロスカウンターの並びには注意する必要があります。対象を取らずに処理できるカードや魔法罠除去は採用したほうがいいでしょう。また、BKカウンターブロー、チーフセコンド、ベイルの存在も忘れないようにしましょう。

ギラグ

個人的評価:C
この大会では地砕きや地割れはかなり刺さる環境になっています。1:1交換をしつつ、たまにエクシーズを出していく戦法になります。しかし展開力は高くはないため、1枚1枚を大切にしていきたいところです。
古狸三太夫もなかなか強いので、狸系カードも意識してもいいかもしれません。

相手にする場合
ファイヤーハンド、アイスハンドの効果は対象がないと後続を出せないので、タイミングを考えれば処理できます。地割れ地砕きは気を付けてもどうしようもないので、除去はされるものと割り切って戦いましょう。

ミザエル

個人的評価:B
とにかくNo107を出します。CNo107は大会でも最強クラスの攻撃力を誇ります。その姿は見る者を圧倒する。美しい。
手札が尽きやすいのが難点なので、短期決戦に持ち込みたいですね。

相手にする場合
ドラッグラビオンが対象耐性があり、倒すのが難しいので意識する必要があります。
また、バトルフェイズに強制発動してしまう効果を持つカードは避けた方がいいでしょう。

ドルベ

個人的評価:B
天使系のカードと盾系のカードを使用できます。
グローリアス・ヘイローを出すのはけっこう難しいですが、出れば強いカードではあるので、狙っていきましょう。

相手にする場合
No102は効果無効と攻撃力ダウンがあり、1体のモンスターエクシーズで戦うタイプのデッキは相性が悪いでしょう。
盾系のカードで守る手段もあるため、効果破壊で対処していきたいところです。

ナッシュ

個人的評価:A
メインカードは神代凌牙とほぼ同じですが、バリアン系のカードを使用できるようになっています。七皇の剣に特殊ルールがあるので注意しましょう。
モンスターエクシーズはNo101がメインで、他の七皇のオーバーハンドレッドナンバーズも使用できます。意志を継いで使い分けていきましょう。

相手にする場合
No101がとにかく強く、最強クラスの除去性能を持つため意識して対策する必要があります。
しかし、他の七皇のナンバーズも複数種類使いわけられるため、完全に対処するのは難しいです。

終わりに

以上です。テストプレイでは劇的な展開が数回あって、まるでアニメのようになったことがあります。本番でどうなるか楽しみですね。

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