文系でも!ゼロからAIがわかる
テレビやスマホ、電車内のビジョン広告で、AIのニュースを目にする毎日。
「AIってやっぱり理系の人が得意なものでしょ?」
「文系の私には関係なさそう。そもそも理解できなさそう…」
なんて思ったこと、ありませんか?
かく言う私も、ド文系ママでして…その一人です。
そんな文系な私たちにぴったりの本に出会いました。
このnoteでは、『文系AI人材になる』を読んで参考にし、
1週間かけて実践した3つのステップをご紹介します。
実は文系な私たちの方が、理系たちより、
AIを「使いこなす」ことは得意になれるかも…?
忙しいママさまに参考になるように、
AIを基本から学ぶ簡単ステップを共有しています。
ぜひ、明日から行動してみてくだされば嬉しいです。
1.AIの基本用語を丸暗記する
まず、AIの基本を理解するために、毎日2~3個のAI用語とその意味を覚えることから始めました。
文系の私にとって暗記は得意分野!
例えば、「機械学習」や「ディープランニング」
「教師あり」「教師なし」学習、「代行型」や「拡張型」など。
ただし、ただ覚えるだけではなく、その意味をしっかり理解することが重要です。
大枠をとらえて関連する2-3用語を一緒に覚える
図解が多く載っているので、その絵のイメージのまま理解すること
これらを意識することで、文系ママでもスッと頭に入ります。
- 反復練習が重要
新しい用語を覚える際には、前日に覚えた用語も復習しました。
というよりも、前日に覚えた用語がまた出てくるので、
理解できていない、覚えていない場合には、自然と意味を調べ直すことになります。
これを1週間続けることで、知識として定着しました。
また、覚えた知識をアウトプットすることで、さらに理解が深まります。
私は美容院でパーマをかけてもらっている間に、担当の美容師さんに覚えたてのAI基本知識を披露してみました。
最初は明らかに関心がなさそうでしたが、「美容師の仕事はAIに奪われないですよね」と問いかけると、急に前のめりになり話を聞いてくれました。
自分の仕事に関連づけた話題にすると、一気に刺さりました。
美容師さんも、ヘアスタイルの写真撮影や編集、提案などは、
AIがうまく代替してしまう可能性があると懸念していました。
でも、お客さんの髪質や好みを生かしてカットすることや、
心地よいコミュニケーションは、今のところAIでは代替できないですよね。
(私は美容室での、コミュニケーションの心地よさも、選ぶポイントにしています。)
想像したことがなかった、美容師さんの考えを聞くことで、
AIの得意/不得意な分野をより具体的に想像することができました。
2. 活用事例をインプットする
- AI関連ニュースをチェックする
こうやってAIの基本を学ぶことで、
AI関連のニュースや事例に目が向くようになりました。
例えば、衰退しつつある方言をAIで保存する取り組みや、
ファッションとAIの意外な相性の良さなど。
さらに、英語学習にもAIが活用されていて、わたしが最近使っている英語学習アプリも、AI教師のプランがあるみたい。
興味を持つだけで、AIがどのような企業に、どういったサービスで使われているのか。情報が入ってきやすくなります。
- ファッション×AIは相性がいい
わたしはファッションが人並みに好きなのですが、センスも月並みです。
おしゃれなスタイルやセンスは憧れる一方で、
言語化が難しくマネはできても応用はしづらいですよね。
そんな部分もAIがカバーしている事例があります。
たとえば、SNSやブログの毎日の投稿をAIが分析し、今後のトレンドを予測。他にも、ネットで見ている衣類の形や質感、色などから類似商品を提案してくれたり。
ファッションは、言語化や数値化が難しそうに見えて、意外にも相性が良いんです。
毎日の出勤コーディネートも、季節毎に天気予報と連動して、毎日提案してほしいなあ。
3.実現したいことをリストアップする
- とにかくリストアップする
最後に、AIで実現したいことを1週間で50個目標にリストアップし、変化量(※1)と実現性(※2)でスコア化しました。
以下は、AIで実現したいことの具体例の一部です。
家事の自動化(掃除、料理の献立を考える、買い物リスト作成)
仕事の効率化(スケジュール管理、KPI設定/報告、メールの自動返信)
自己学習サポート(英語シャドーイングのチェック、学習計画の作成)
美容管理(栄養豊富な食事プラン、皮膚管理の最適なスケジュール提案)
アシスタント業務(クレジットカード請求書から用途を分析、収支をグラフ化、確定申告)
- 変化量と実現性のスコア
これらの項目を変化量と実現性で1~5のスコアで評価してみます。
例えば、家事の自動化は変化量が大きく、実現性も高いのでスコアは5に近くなります(1が低く、5が高い。)
一部をご紹介するとこんな感じでした:
家事の自動化
掃除
変化量: 5
実現性: 4
料理の献立を考える
変化量: 3
実現性: 5
買い物リスト作成
変化量: 3
実現性: 5
仕事の効率化
スケジュール管理
変化量: 4
実現性: 5
KPI設定/報告
変化量: 5
実現性: 3
メールの自動返信
変化量: 4
実現性: 4
いかがですか?
一つでも、AIにお願いしたい仕事はありましたか?
実現性がどれも高い!
これらを任せることができれば、総じて一日数時間の時短になりそうですよね。
想像しただけでワクワク、AIへの興味が以前より沸いてきませんか。
そして、実はこのスコア化もChat GPTにお願いしました☺
(最終の微調整はしました)
数値化やリスト作成は、AI得意分野なのでサクッとやってくれました。
まとめ
文系のわたしたちには、AIをゼロから作り出すことは難しいかもしれません。
でも、うまくAIとコミュニケーションをとって、自由な発想でAIで実現できるリストを考えることができます。
AIを「使いこなす」領域では能力を発揮できるかも。
本書を読むと、AIと自分自身の可能性を感じて心が少し踊ります。
あなたも明日から、3つの実行リストのうち1つでもチャレンジしてみませんか。
少しでもお役にたてるnoteでしたら、嬉しいです。