2018年12月10日の夢日記
妹のようこはまだ小さく、言葉も話せないくらいの年だった。ようこはお母さんに連れられ、出かけていった。玄関から少し顔を出して見ると、家の前の坂のちょうど下りたところにようこの頭が見えた。まだ行ったばかりのようだ。
今、お父さんしか、家にいない。
急いで父を探すと、トイレに父の気配がした。掃除をしながらしゃがんでる姿がわかった。
今しか時間はなく、この時間を逃したら父は消えてしまう。
(私はこの時、過去に戻っていたのだろうか?)
お父さんの元へ急いで行き、謝りたいことがある、と言った。私は、生んでもらったあのままの素質でやってこれたであろうはずなのに、脇目を振って無駄な時間を過ごしてしまった。お父さんに心配をかけさせてごめんなさい。本当は、家族が幸せになることだけが私の願いだった、と泣きながら伝えた。すると、父は困ったような笑ったような顔をしながら、それも全てやりたかったことなんだろう、なら仕方ないよ、と言った。間に合った、お父さんが元気なうちに謝ることができて本当に良かった、と思った瞬間に目が覚めた。
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