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ドラム録音のはなし【小指破雷ギター ケント】
ハロウィンに1人で全パートのソロ回し演奏したので聴いてください!
レコーディングの勉強のため、今回は一人でドラム録音もしてます。ドラム録音というのは難しい作業です。独学でちょっとずつ研究してます。なかなか機会がないのでいつかヘヴィメタルに詳しいエンジニアさんにちゃんと教わってみたいです。今回はマイク8本での簡便的なドラムどりをしたので、記録がてらメモ。
キック
キックはAKG D112やオーテクATM25を使ったことがあります。ライブハウスで圧倒的に多いのはAKG D112ですね。いろいろネットで見るとShureのBeta91Aというコンデンサがネットで見る限り超いい音だなと思うけどスタジオにおいてなくて使う機会ない。
今回はスタジオにあったD112を借りました。キックは打面から近くないと固いアタックが拾えない一方、近すぎるとなんか違う感じになるというのが難しいです。D112はとにかくデカいので調整が難しいです。D112だけで音作りたいのですが僕はいつも途中で諦めてDAW側でトリガー混ぜてごまかしちゃいます。今回もトリガー混ぜてます。トリガーなしでどうやってキックの音作れるのかは知りません。。
スネア
スネアは、ライブハウスなどではMD421か、SM57が定番のような気がします。自分はマイクが小さいほうがセッティング楽なのでSM57をいつも借りてます。正直あんまり音の違いがわからry
ポイントとしては表裏両方立ててます。表だけだとパコんって感じで抜けない時があるのですが、裏をちょい足しするとスナッピー音がいい感じに混ざるので抜けます。ちなみに人によっては表裏横3本立てるらしいです。
スネアマイクを2つ立てるときは、録音時に位相を揃えるのがポイントらしいですが、正直そんな器用なことはできないのでmix時に位相揃えてます。この位相合わせが超大事で、あってないとめっちゃ引っ込んじゃう。位相反転機能を使えばちょこっとの移動で位相合わせられるからかんたん!
タム
僕が好きなドラマーさんはコンデンサで拾う方も多いですが、僕はSM57が好きです。小さいので。タムは、ゲートを入れてタムの音だけ取り出すのが超大事です。ゲート入れないと周りの太鼓を拾ってしまってきつい。あとは適当にpanを振るのが大事な気がします。みんな具体的にどのくらいのLRにしているのか聞いてみたいです。
オーバーヘッド
AKG C451Bのステレオペア使ってます。邪道かもですがミッド以下かなりカットしてます。キックとかスネアとかに変な位相ずれ生じるのが怖いなぁと思いまして。位相差を鑑みて、スネアから等距離にセットするのが肝らしいです。僕はいつも、片方のマイクをセットしたら、スネアからの距離をキャノンケーブルで測ってコンパス代わりに使って、等距離になるようにもう一つのマイクをセットしています。ここで注意点としては、特定の金物から近いとその金物だけ爆音になるということ。なので、すべての金物から遠くなる場所を狙ってます。
プラグイン類
EQでピークカットしたり音色を整えたのち(ドラムのEQは色々と議論があるのですが)、1つポイントとしてはGetGoodDrumsの「smash and grabs」というコンプを使っています。これがなんだか魔法のようなコンプでして、スネアとかキックとか選んで適当にノブ回すとなんかいい感じになる気がします。あとは全体の太鼓をなじませるのに各種マルチバンドコンプ or Ozoneなど使ってます。
今後試してみたいこと
マイククランプ(こういうの↑)使ってみたいです。セットの時間を節約できるはず。どのくらい便利なんでしょうか。レンタルできたらいいんですけどね。
あと今回RolandのQuad Captureを借りてみたのですが、あんまり僕のPCと相性が良くないのか、バッファサイズがあってないのか、たまにドロップしたので、設定も研究しないとなぁと思いました。
以上、今後の音源作りなどに知識を活かしていきたいです。
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