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17歳、バックパッカーはじめました。#3 バンコクからチェンマイへ。チェンマイでの素敵な出会い

11.13 Day3

📝今回の旅ではバンコクを一度離れ、チェンマイへ移動しコムローイ祭りに参加してからまたバンコクへ戻るというスケジュールでした。
理由は東京〜チェンマイ間の直行便がないのと、今回エアアジアなどの格安航空を使っているため遅延などでトランジットが上手くできないかもしれないという心配があったから。そのためバンコクに戻って一度ゆっくりしてから日本に帰国というスケジュールにしたのです。

朝、早朝にバンコクのホテルを出た。早朝すぎてフロントに誰もいなかったので
What’s Appで「誰もいなかったから部屋に鍵を置いておくね。3日間ありがとう」とメッセージを送り少し名残惜しくホテルを後にした。

朝日が登り始めたまだ少し薄暗いバンコクの街を、バックパックとともにバイクで走る。

バイクはPhaya Thai駅で降ろしてもらい、そこからスワンナプーム空港行きの電車に乗りました。

日本〜タイ間はドンムアン空港を使っていたのでスワンナプーム空港も行けて満足な、空港オタクの私。

スワンナプーム空港の方が賑やかで開放的な空港でした。(ドンムアン空港はLCC専用なのでこじんまりした空港という印象)

チェックインなども済ませていざ、ベトジェットエアーでチェンマイへ。
1時間ちょっとのフライトなので寝てればあっという間。

🚃ところでここで小話を。
実は今回私はバンコク〜チェンマイ間の移動に寝台列車を使いたかったのです。
バンコク〜チェンマイ間を寝台列車で移動しようとすると、13時間ほど。
でもそれってちょっと面白そうだし、寝台列車で移動なんてあまりする機会ないし。
しかも当たり前ですが飛行機を使うより断然安いんです。
しかし親の許可が降りませんでした。
寝台列車って安全なの?とか、13時間の移動を往復はきついんじゃないかとか。
というわけで珍しく親の言うことを聞いた私。笑
寝台列車は成人したらどんなものか確かめに行こう。

そんなこんなでチェンマイ到着〜。気のせいかわからないけど若干バンコクより涼しい気がした。少しだけ北に位置しているからだろうか。

空港にあった飾り。
周りのカラフルなランタンはお祭りの影響もあるのか、街の至る所に見かけました。

ひとまず到着したら重い荷物を置いておきたかったので早めの時間ではありましたが、ダメもとで宿へ。

チェックイン開始時間の2時間前ぐらいだったけど大丈夫でした。
おそらく私の経験上、東南アジアでは時間に関して日本にいる時のように気にしなくても全然生きて行ける気がする。笑

私は時間にとらわれることが嫌いなのでとっても生きやすい。本当に気楽。

ホテルで荷物を整理してから、お昼ご飯を食べに近くのショッピングモールへ。

タイの庶民向けのショッピングモールには大体フードコートがあって、受付でカードに入金をしてもらう。

そのカードを使いお店で支払いをするスタイル。

そこで私はガパオライス(チキン)を注文。のつもりが、

えっ?

なんとお店の方、英語がほぼ通じなかったのでジェスチャーまで使って「チキン」を訴えたつもりがやはりオーダー失敗したっぽい…
本当に口に合わなくて、この後タピオカを飲んで口直し。笑

そんなこんなで一瞬グダグダでしたが、モールからGrab(タクシー配車アプリ)でバイクを呼び、ずっと行きたかったトラに触れ合えるタイガーキングダムへ。

意外とこれが山奥にあって、中心地にあるモールから30〜40分はかかったと思う。

足場の悪い山道をバイクで走り続けようやくタイガーキングダムに到着。🐅

するとここでバイクの運転手さんがGoogle翻訳の画面を見せてきた。

「ここで待ってるから帰りも乗っていきな。」

確かにそこは山奥だったから、Grabが捕まりにくいかもしれない。

本当にありがたかった。

場所の連絡が取れるようにLINEも交換してくれた。笑
優しさに感動しながら受付でチケットを購入。

ちなみに虎の大きさによって値段が違う…笑
Big, Medium, Smallとか結構細かく大きさ分けされていました。
ちなみに私はBigと迷いましたがチキってMediumに。笑
Baby Tigerとも触れ合えるチケットがあって、両方と言いたかったですが1枚3000円ぐらいしたので断念😭

Mediumだけど全然Bigです。

専属のカメラマンさんや、ポーズを提案してくれる謎のスタッフさん、カタコトの日本語で笑わせてくるスタッフさんなど3〜4人のスタッフさんに囲まれながらトラと触れ合ってきた。

めちゃくちゃ可愛かった。
私は大のネコ好きだけど、これからはネコ科好きとでも言っとこうか。

写真撮影が終わったらカメラマンさんのカメラから自分のスマホにインポートしてもらい、園内を散歩。

ホワイトタイガーとか、赤ちゃんタイガーにも会えました。

Baby Tiger🐅😍これは可愛すぎる。
檻の中にいるスタッフさんに携帯を渡すといっぱい写真を撮ってくれる

そしてバイクの運転手のおじさんの元へ戻ると、何やらまたスマホの画面を見せてきた。
「首長族の集落が近くにあるから行きたいなら連れていくよ」と。
と言うわけで連れて行ってもらうことに。

ここからは一切交通費も払っていません。(最後にチップは渡しましたが)本当に感謝。

お店がたくさん。私が行ったときはほとんど他の観光客の方はいませんでした。

マーケットになっている道を進むと民家があったりして、民族の日常が感じられる。
自分と違う生活環境を目の当たりにできるって、ワクワクするし本当に興味深い。
画面上でしか見たことのなかった首長族の首輪をつけた方と話したり、とても貴重な体験だった。
同年代ぐらいの子からピアスを買ったりして、買い物も楽しめて満足。

そしてまた、バイクのおじさんの元へ戻る。(おじさんは楽しそうに周りの現地の方と話していた。笑)

そしてまたまたスマホの画面を見せてくれた。
今度はゾウに触れ合えるような場所の写真だった。
もはや返事はほぼ聞いていないように思えた。
私が「いいね!」と言った瞬間にすぐさまバイクを走らせたおじさん。

バイクはもっと険しい山道へ入る。ちょっと安心できない見た目をした橋を渡ったりして、山の奥へ。

そんなこんなで到着した、ゾウと触れ合える場所。

まずは受付でチケットを買うのですが、大体日本円で6000円ぐらい。
私としたことが、あまり現金を持ち合わせていなかった。しかもタイガーキングダムや首長族の集落で買い物をしてしまったため現金が足りない。
当たり前だけど、山奥だからATMも無いと言われ…
困っていると例のバイクドライバーのおじさんが
「後で返してくれればいいから、今は払ってあげるよ」と言ってくださった。
お言葉に甘えて助けてもらいました…本当にありがとう、バイクのおじさん。

中に入ると、女性の方4人ぐらいが待っていて、どうやらみんなで一緒にゾウとアクティビティをするらしい。

ここから2時間のアクティビティが始まります。

初めはゾウについての授業を軽〜く受ける。ゾウ語?も教えてくれる。

そのあとはすぐに実践。まずはゾウを謎の木でできたタワシみたいなもので洗う。
なぜか泡立つ木。あれって木じゃなかったのかな、一体何だったんだろうか。笑

そのあとは餌をあげたり、写真を撮ったり。アクティビティの中で少し他の4人とも話せました。

どうやら彼女たちはイスラエルからやってきた旅人。それぞれ今後の旅のルートは違うようで、1人はラオスに向かうと言い、またもう1人はミャンマーへ行くなどと言っていた。

彼女たちは物怖じしないし、ありのままで生きているように見えた。決して感情は隠していない気がした。怖い時は思いっきり叫ぶし、楽しい時も声をあげて楽しむ。それがたとえ初めての場所であっても。
どうしても私にとってはそれが難しいことで、人見知りというのもありすぐに溶け込んで素の自分で楽しむことが少しハードルが高い。
でもそんなこと言ってる場合じゃないとこの時思った。
旅はあっという間に終わってしまう。
人見知りだから、とか何かと言い訳をつけて自分を隠すなんて勿体無いと改めて思ったのだった。
そう思った瞬間、私の中の何かが刺激をされ、頑張って輪に入ったり、彼女たちに積極的に話しかけてみたり、この時間を無駄にはしてはいけないと意識して動き始めたと思う。

そんな中、今度はゾウを引き連れて森の中へ。

この光景、めちゃくちゃ良い。

ちょっとした山道を進むと川のようなものが現れた。
まさかのこの川でもゾウを洗うという。笑

水というより泥?のよう

ゾウと共に自然を肌で感じる。自分より遥かに大きいゾウと戯れるのもスリルだ。
ここでまた、心からの“楽しい”を再びゲット。

アクティビティが終わったら、みんなでご飯を食べさせてもらいました。どうやらこのプログラムに食事も入っているようです。何も知らずに参加したのでラッキー⭐️とか思っていたわたし。

2時間動いた後のご飯美味しすぎた

食事をしながら、お互いの国のこと、私生活、どのぐらい旅をしているか、バックパッカーをする上での友達の作り方、などなどたくさん話しました。
こうやって先輩の話を聞けることは、私自身1番成長できるきっかけになります。
でも今回はこうなりたい、で終わらせられません。
それで今までたくさんの悔しい思いをしたから。
そんなアドバイスを踏まえ、さらにまた一歩、理想の私になろう。
今この瞬間からでも動こう。と決めたのです。

好奇心のままに生きるって素敵。

楽しい時間はあっという間にすぎ、再びバイクのおじさんの元へ。(2時間のアクティビティの間も待ってくれていた、申し訳ない)

気づいたら日も沈んでいた。
バイクのおじさんにはしっかり感謝を伝え、無事宿に戻ってきました。

というわけでチェンマイ初日から盛りだくさんでした。
人との出会いって、本当に尊い。

では、次回チェンマイ2日目に続く。


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