一人旅イタリアスペインで訪れた建築一覧
4/1から18日間、イタリアスペイン一人旅に出た。目的は建築を見ることと食べること。
ということでイタリアスペインで訪れた建築を一覧にまとめた。
ローマ
4/2
パンテオン
フォロ・ロマーノ
コロッセオ
4/3
テンピエット
カンピドリオ広場
サンピエトロ大聖堂(クーポラ)
バチカン美術館
4/4
サン・カルロ・アッレ・クワトロ・フォンターネ聖堂
フィレンツェ
4/5
サンタマリアデルフィオーレ大聖堂
フィレンツェ中央市場(トリッパ)
サンロレンツォ聖堂
ラウレンティーナ図書館の階段
ピッティ宮殿前の広場
ヴァッキオ橋
4/6
サンタマリアノヴェッラ教会
ヴェネチア
4/8 月
プンタ・デラ・ドガーナ (安藤忠雄)
ヴェネチア建築大学 (スカルパ)
4/9 火
T fondaco dei (OMA)
オリヴェッティ社(スカルパ)
アカデミア美術館 (スカルパ)
4/10 水
ブリオン家の墓 (スカルパ)
4/11 木
カステルヴェッキオ美術館 (スカルパ)
バルセロナ
4/14 日
グエル公園 (ガウディ)
カサビセンス (ガウディ)
4/15 月
カサミラ (ガウディ)
バルセロナパビリオン(ミース)
カイシャフォルム(磯崎新)
4/16 火
カサバトリョ
サンタカテリナ市場 (ミラーレス)
グエイ邸 (ガウディ)
サンアントニ図書館 (RCR)
4/17 水
サグラダファミリア (ガウディ)
サンパウ病院 (ムンタネー)
以上。
こうしてみるとかなりの数の建築を見に行ったんだなと思う。入場料などの総額は約45000円
私的に行って良かったと特に思う建築
コロッセオ
サンタマリアノヴェッラ教会
プンタデラドガーナ
ブリオン家の墓
カステルヴェッキオ博物館
バルセロナパビリオン
もちろんどの建築も行く価値はあると思うし外せないが、特に良かったと思ったのはこの6つだ。
訪れる各建築についてもっと勉強していけば楽しさは増すのだろうが、建築史としての見どころだけではなく、空間体験として楽しかった場所をピックアップした
コロッセオ
とにかく巨大な円形劇場で、その規模感に圧倒された。コンサートなどでドームに入った時にそこに広がる大きな空間に高揚感が一気に高まる感覚。
サンタマリアノヴェッラ教会
教会内部ももちろん美しいが、教会に隣接する大小様々な中庭と回廊がとても良い。観光客も少なく、フィレンツェの雑踏の中にこんなにも緑の光に包まれた心地の良い空間があるのかと驚く
心地良すぎてこの回廊で1時間ほどボーッと時間を過ごした。
プンタデラドガーナ
安藤忠雄が改修を行った現代美術館。私が訪れた際の展示内容が室内を完全に暗闇にするものだったため、肝心の建築自体は全然見えなかった。が、展示内容がとても面白かった。
ヨーロッパ巡りをすると訪れるのは西洋建築史、西洋美術史ばかりになる。そろそろお腹いっぱいという状態になった頃だったので現代美術の展示に、西洋建築と安藤忠雄のRC建築のミックスはなかなか新鮮で面白かった。
ブリオン家の墓
カステルヴェッキオ博物館
この2つはヴェネチア中心部から片道2時間ほどかかる場所にあるため、各建築1日確保した方が良い。
スカルパの代表作とも言える2つで、時間をかけてでも行く価値がある建築。
とにかくディテールの緻密さに見惚れるとともに、空間構成も最高。
バルセロナパビリオン
ミースの代表作で一度は見たことがある建築。less is moreの言葉通りスーッと広がる空間がとても心地よい。
さいごに
たくさんの建築を訪れ、どれもとても素晴らしいものだったのは間違いない。
ただメイン観光地と呼ばれるような建築らは、とにかく人が多くて疲れる上にチケットが高い。特にガウディのカサミラ、カサバトリョ、サグラダファミリアの3つは本当にチケットが高くこの3つに行くだけで2万弱かかる。
このようなメイン観光地よりもメジャーではない建築の方が人も少なく、個人的な満足度も高かった。
とはいっても誰かに旅行プランを尋ねられたらメジャー観光地も行くようにおすすめすると思う。