ダージーパイとかいう、カワイイ名前のクソデカイ唐揚げ
大鶏排と書いて、ダージーパイと読むらしい。
なぜか私の住んでいる地域に今、台湾ブームが来ています。
大鶏排の専門の露店が駅前にできたと思ったら、今度はイオンで台湾フェスを開催しました。
もちろんそこにも大鶏排のお店がありました。
ダージーパイ。
この台湾ブームが来るまでは名前も聞いたことがありませんでした。
初めて聞いた時は、タピオカみたいな若い女の子たちの間で流行ってる、かわいいパイ生地のスイーツかなと思ってたら、全然違いました。
その正体は唐揚げです。
鳥のむね肉を叩いて伸ばして、顔が隠れるくらいに引き伸ばして、片栗粉でカラッと揚げる、唐揚げです。
名前ってすごく重要だなと私は思っています。
特にダージーパイの「パイ」なんて響きは、台湾でどういう意味を指すかは知りませんが、日本では間違いなくカワイイというイメージが先行する強い響きを持ったワードです。
それも女子が好きそうな音の響きです。
これがなんと女子とは程遠い、あぶらっこい唐揚げの名前についているからまた面白いですよね。
自国では普通のなんて事のない音の響きが、他国に移った瞬間違う価値観を持ち、独自の流行り方をするっていうのは、実に面白い異文化交流だなと思います。
「パイ」とつくだけで、普段、唐揚げになんて見向きもしない女性たちを振り向かせているような気がしますが、実際のところどうなんでしょう?
もう少しこの台湾ブームの動向に注目したいと思います。