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Lumixの動物認識AI学習は雑食系?
今月初めのファームアップによって我がLUMIX G9Proでも昆虫撮影に使い易い1点AFモードで「人物・動物認識」が使えるようになりました。
以前にOLYMPUSのE-M1Xで被写体認識AFを使った時には、被写体の種類をメニューで選択することで認識させていましたが、なぜかLUMIXでは人物と動物が同じモードになっており分かれていません。
動物認識のアイコンは鳥になっていますが、いつもの里山でクモ、爬虫類、トンボ、チョウなどを撮影してみました。結果としてはいわゆる動物らしいものをきちんと認識してくれました。
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これは私の想像ですが、認識モードがOFF、人物、人物・動物の3つになっていることから、人物認識については他のものを認識しないように人物だけをしっかりと学習させているのに対して、人物・動物では足や目があるような「動物らしいもの」を全て学習させているのではないかと思います。
この雑食学習が人間の動物を見つける感覚と近いものであれば、個々の被写体の名前は分からないけどとりあえず人間に近い感覚で被写体を見つけAFを合わせることができそうです。
どこかのカメラ系メディアで、各社の物体認識の対象幅について実験をしてくれると面白い結果がでてくるように思います。
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実際の撮影では、動物認識で至近域にフォーカスがあった状態でMF調整して目にピントを合わせるように撮影しています。