ソニーのαレンズがニコンZで使える!かも?
ミラーレスにさまざまな利点を感じ、ニコンからソニーにシステムを入れ替えた人が、もう一度ニコンのカメラに戻れるようになりそうだ。
ソニーのレンズ資産をマウント変換アダプターによって使えるように、Zマウントの設計が巧みにおこなわれているからだ。
当初不足しているZレンズをαレンズで補うことで、ミラーレスのメリットを存分に味わうことができるということである。
そして、時間が経ってニコンのレンズが揃ってくれば下取りに出して買い換えていけば良いのだ。
具体的には、αのマウント(Eマウント)よりもフランジバックが2mm程短く、内径が9mmも大きい。この差があれば十分にマウント変換アダプターを作ることができるようになっている。たぶんソニーの人はこの数字をみたときに「やられた」と思ったはずである。
たった2mmの差によって産み出された「ニコンマジック」
この差が偶然なのか、それとも何かの意図をもって決められたのかは永遠に分からないだろうが、これからのユーザーの動き次第では都市伝説が生まれるかもしれない。
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これまでのマウントアダプターと言えば、フランジバックが長い一眼レフやライカマウントのものを、それよりも短いミラーレス機マウントに変換するものがほとんどであったが、これからはミラーレス同士の「数ミリ」の差を使たアダプターが登場してくる時代になりそうである。
さあ、次はキヤノンがどのようなマジックを見せてくれるのか楽しみにしよう。