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【No.7】速攻と遅攻の使い分け
「サッカーは守備から始まる」
としつこく選手たちに行ってきた私ですが、さすがに守備だけではサッカーはできないので、そろそろ攻撃の幅を増やすフェーズに入ろうかな~と思ったのが、彼らが4年生の夏を終えたくらいだったと思います。
私の所属チームの地域では、毎年8月の終わりに育成大会という名のもと、県を東西南北に分けた地区単位での大会が開催されます。この大会はほとんどのチームが参加し、初戦からトーナメントで戦うため、公式戦の雰囲気を選手たちに知ってもらう絶好の機会となるわけです。
当然、私のチームも参加しましたが、初戦で地区でも強いと言われるチームの1つと当たってしまい、1-4で負けてしまいました。
失点はボールの失い方が悪いところからのものが多く、前掛かりになったところのスペースを使われてしまったりしたことが多かったです。逆に得点シーンはこれまでに武器としていた速い攻撃から相手のスペースを突くことができたことによるものでした。
さて、これらの反省を活かし、まずはボールポゼッションの習得から指導しようと思いました。もちろん、これまでボールを持ったら素早く前進することだけを教えてきたわけではありません。ただ、チームのストロングポイントをシンプルに活かす戦術としてはそれが最適解だったということです。
ですが、やはりそれだけでは勝てないのがサッカー。
技術の粗い面が目立つチームでしたが、ポゼッションは現代サッカーの流行でもありますし、何より私の理想とするサッカーはポゼッション型なので、これから本格的に指導しようとこの時思いました。
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