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世界の予報士が頭を悩ます 台風10号  No4879

先週の予報では 今日あたり台風一過 となっていたはずなのに。


鹿児島に最接近している 台風10号 もし今の勢力で九州に上陸となると過去70年間で5本の指に入る 統計史上最強 との記事がでていた。


  台風10号は統計史上最強クラスの940hPa程度で上陸のおそれも


特別警報が昨日から鹿児島に出ているが それはいったいいつ解除できるのだろうか??

遅々延々と進まないその速度が原因なのだが、通常台風は日本列島に上陸する頃には偏西風に乗る状態が多く速度を徐々に上げ 日本を抜けていくのだが、今回のそうはならないとの指摘が


 台風10号は偏西風に乗れず一段とノロノロ縦断に、本州付近で動かなくなる可能性も?


 この記事では アメリカのGFSモデルとして 30日から9月1日まで台風が九州付近で動かないままを予測しているという  

 それらをビジュアルに見せてくれるサイト WindyでGFSモデルを見てみると 台風は 九州上陸後 一度は四国にまで進むが その後豊後水道を戻る形で 宮崎側へUーターンして 長い間九州近辺をうろうろして 長崎辺りから北へ逃げて消滅していく という何とも九州の人にはかわいそうな進路を予測していた。

もし事実そうなってしまっては その時台風の直下にいる人たちは 暴風雨にず---と曝されることになる。

 

 何も杉江予報士だけがそれを言うのではない 世界中の予報士さんたちが今回の台風10号の進路予測には頭を悩ましている模様

おなじみ気象庁の予報28日16時でも 3日先の31日の予報円の大きさは直径で500kmを超えている。




 他の国の予報も悩んでいるようで 九州南部で円を描く動きや四国沖合でうろうろする動き、さらには紀伊水道でV字ターンしたうえで一度日本海に抜けてU字ターンするナントのおかしな動きを世界の気象センターが予測しているのである。




 


この台風 あらゆる意味で型破り・・・・・ 記録ではなく記憶に残る台風になりそうである。

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