おめでとうございます!! H3ロケット打ち上げ成功 No4417
昨日は 珍しく土曜日に出社しなかった。少し疲れがたまっているような気がしたことと、朝方のH3ロケットの打ち上げをみたかったことがある。
昨年 3月7日午前10時37分に打ち上げられたH3ロケット1号機は第2段エンジンの着火が確認されず、約15分後、地上から指令破壊の信号を機体に送った。
「H3」1号機打ち上げ失敗…第2段エンジンの着火確認されず、JAXAが指令破壊信号
安全のために必要な処置(後述)とはいえ 指令破壊信号(所謂 爆破指令信号)ボタンを押すことになった人たちの心を思うと 非常の心苦しかった。
指令破壊信号 爆破指令の信号だが 其れについての説明が昔 乗り物ニュースに出ていた、2022年10月12日のイプシロンロケット6号機の時の記事である。
ロケット打上げ失敗→“スグ爆破”なぜ?「指令破壊」巡る誤解 実は究極の安全対策
究極の安全策でもある指令破壊信号発出には 次の手順なのだそうだ
3つのステップがあります。
・ステップ1:飛行中のロケットが予定外の動きをする
・ステップ2:これ以上飛行しても成功の見込みがないと判断される
・ステップ3:指令破壊コマンドを送信する
信号をロケットが受信すると 単純に爆破されるのではなく 次のようなことが行われているそうです
指令破壊コマンドがロケットに届くと、機体に搭載された指令破壊装置が起動します。
指令破壊の目的は、ロケットを安全に落とすため、飛行を強制中断させる点にあります。
そのために必要なのは、推力を断つこと。具体的には、火薬で燃料タンクを割るのです。
これは日本のロケットに共通する仕組みです。火薬は使いますが、燃料タンクを割る
ためであって、搭載された燃料に火をつけ爆破するのが目的ではありません。
しかも それらはあらかじめ決められた海域にロケットの残骸が落ちるように計算されている。
それはわかっていても 実際に管制センターで打ち上げられたロケットを見守っている人たちはそのロケットの関係者でもある。それまでの苦労が一瞬にして終わる「指令破壊」だけは避けたいと願うはず。。。。。。。。。
今回 前回着火しなかった 2段ロケットの着火が確認した際には管制センターでは歓声が上がったという。(あたかも映画「アポロ13号」で 大気突入の際に途絶えていた通信が再開した瞬間の様に!!)
その瞬間と思われる映像
報道も今回は・・
(1号機の税所の打ち上げ時-途中で停止した際の 記者会見は・・・・)
関係者の皆様 ご苦労様でした。
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