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日本もそうなっていくのか? 多党連立?  No4913

昨日 第102代内閣総理大臣に 石破茂氏が選ばれ新政権が発足した。


今の日本は 自民党と公明党との連立政権だ。


 (そういえば 一昨日のプライムニュースで公明党の新代表となった石井氏に

  政治評論家の田崎さんが 「いつまで、国交大臣ポストを堅固するのか?

  という直球の質問をしていて とても笑えたのは小生だけでは無かろう

  ほんと 長期にわたり国交大臣は公明党のポストである)


日本でもヨーロッパでもこのところは「極右」と言われる政党・勢力がある一定の力を持ち、国会議員数でもある程度を占めるので 国によっては極右政党が第一党というケースが出てきている。

オーストリアでもそうだったのだが、では第一党が政権を担えるかというとそうではない。

  (そこは 自民党内でも最初の投票で一位となった高市氏が 最終的には選出

   されなかったことと似ているような気がするが・・・)


こんな記事が


  『極右』自由党、第1党になったが・・・




極右政党はどうしても過激な主張で投票数を稼ぐきらいがあるのだが、その場合そのほかの政党との連立がなかなか成立しない。 連立を組んでもらえないのである。


そのため 結局2位3位連合や2位3位4位連合というような複雑怪奇な連立政権となり、その後の運営がもたもたして 何も決まらないとか きれいごとばかり並べ立てられ臭いものにはふたをするというような政策がとられがち。


 現に ドイツのショルツ連立政権(社民党、緑の党、自由民主党)がそうである。この連立の中に環境保護を叫ぶ「緑の党」がいるので 高い電気代を是正することが出来ず 基幹産業の自動車メーカーですら ドイツ国内の工場を止めようとさえしている。

昔は 一時期もっと各国で「緑の党」が力を持っていたのだが流石に環境だけでは先行きの不安を煽られるだけ ということに有権者も気が付きだして議員数を落としているのだが 連立を組むという形で未だに一定の力を持ってしまうのである。



まあ 呉越同舟 ではなかなか船は前に進めないことの証明であろうか??


と言って アメリカのように2大政党制を維持しようとすると お互いの代表が罵り合うだけで建設的な政策が出来るのかどうか分らない。今のアメリカ代表選挙を見ているとまさにそう思える。



となると ロシア・中国のように1党独裁が意思決定が早く優れている と考えていいのか?政治的イデオロギーが優

先され、やはり民意を率直には組み上げられないのが事実である。

 

世界中の国がより良い制度を未だに模索している というのが悲しい現実なのである。


ただし、ヨーロッパのように多党連立でさほど支持を受けていない政党の意見が連立維持のために通りやすいというのは かなり頂けないし 民主主義に反しているのでは? と考えるこやじではある。

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