もはや泥沼・・ 何をやっているのか?? 船井電機 No5014
かつては小生の勤める会社のメインの取引先でもあったのだが??
(このお話に出てくる前社長の 前任者は社長になられる前にはお会いしたこともあり
ビジネスの話をしたこともあるだけに 余計に不満が募る・・・)
昨年10月24日に翌25日の従業員の給料が払えないという上場企業としては、恥ずかしいレベルで自己破産を申請した船井電機。
その動きにはきな臭いものがあり 本ブログでも
と書き
その後1カ月以上経過して会長職だった人が あの破産は無効だと言いだし
当然のごとくその申請は却下されたが、年が明け2カ月以上経過しているのに、今度は
船井電機持株会社「FUNAI GROUP」、債権者が民事再生申請
「だまされて譲渡」 船井電機前社長が株式の返還求め提訴 東京地裁
自己保身だったのかどうかは知らないが10月24日の自己破産申請前の9月に当時社長だったお方(以降 前社長と書きます)が1円で自身の持つ船井電機株を売却していた(100億円以上の保証債務をファンド側が引き取るとの内容だったらしい)のだが、今になってその返還を求める提訴を行い、持ち株会社は民事再生を申請するとかの策を弄しているようだ。
全くもって分らないのは それらよりまず先に10月25日の給料は払っていただけるのであろうか??という点 まずそっちが先でしょ・・!!!
すでに2カ月以上経ち 年も変わった。この状況でたとえ民事再生が法律的に認められたとしてどれだけの元従業員が戻ると思っているのだろうか???
前社長は会見で
「(船井電機に対し)自分よりもいい経営をしてくれると信じて譲渡したが、
会社をだまし取られてしまった。できる限りのことをやるのが自分の責任だ」
と話し、
船井電機を事業縮小やスポンサーの支援などで再生させるべきだとして、
親会社への民事再生法の適用を8日付で東京地裁に申請している。
と記事にはあるが、もう完全に
「今更・・・??」
である。
前社長が経営権を握ったことがそもそもの失敗であった と言うことなのだろう
結局救われないのは 従業員だけ・・・・・・
何とも悲しいお話である。