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ますますきな臭く 船井電機 No4943
今日から11月。。。。
船井電機の元従業員の方には10月分の給料は支払われたのだろうか??
の続編である。上記記事の中に
本社従業員にそのことが知らされたのは 当日のことだったらしい
昼頃 集合がかかりそこで知らされたのだと・・・・
と書いたが 24日の状況をもう少し詳しく書かれている記事があった。
船井電機「給料払えません。即時解雇です」 社員が気づけなかった「3つ」の危険信号
そこから引用すると
10月24日、会社で勤務をしていると午後1時半くらいに社内放送で食堂に
集まるように告げられた。そこには弁護士がいて、会社が破産手続きに
入ったこと、全員を解雇せざるを得ないこと、翌25日に支給される給料
も予定通りに支払われないこと、などの説明を受けたという。
ということらしい、10月末か11月頭に住宅ローン等の返済を設定している人たちはすぐにお金がいるようになってしまう。
さらに 読売新聞の記事では
船井電機、出版社が買収以降300億円資金流出…破産申請時は117億円超の債務超過
こう書かれている
破産申請時は117億円超の債務超過だったことが29日、読売新聞が入手した資料
と東京商工リサーチ関西支社情報部の調査でわかった。
映像機器製造のタイの子会社は9月末の原材料の仕入れができず、操業を停止。
今月からは在庫がなく、商品の納品が滞る状況に陥った。
今月25日に予定していた従業員給与は計1億8000万円で、出金すれば、運転資金
が1000万円を下回り、翌日から支払いができなくなる状況でもあった。
よもや こんな状況がかつての上場会社で起こるとは・・・・
Vシネマのミナミの帝王やナニワ金融道でも見ているかの如くである。
上の両方の記事では この1-2年で300億円以上のお金が会社から消えているという。
日経でも 300億円のお金について書いているが。。
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どうも犯罪のにおいがしてならぬのだが その実態は果たして解明されるのか??
解明されたとて路頭に迷った従業員さんたちや船井電機周辺で商売していた人たちへの救済はままならないはず。
マスコミももう少し突っ込んでもいいように思えるが。
今回の準自己破産の申立人は創業者の関係者で昨年3月に取締役に就任した船井秀彦氏だとされている。
前社長の上田智一氏(51)の退任以降、取締役会が開けず、運転資金にもめどがたたない状況となったこと、お金が消えていく状況に我慢ならなかったのであろうか??
(他の取締役の連中は今どうしているかも報道されていない)