需要のピークが「今」となれば 将来は価格下落?? No4999
小生の勤める会社も本日で仕事納め。
年末のご挨拶に来る人達とは、決まって
「今年は悪かった」
「来年は良くなるんでしょうかね??」
というような会話になる。
ともかく小生の勤める会社の業界は悪い年であったと思える。この先はどうなんだろうか?
年末になってこんな記事が出ていた
記事によると、、中国石油天然気集団(ペトロチャイナ)傘下のシンクタンクETRIが中国の石油消費は2024-2025年と言うから丁度今あたりが需要のピークで以降は徐々に減少していき2060年には今の3分の一にまで減少すると。
やはりEV車等の普及がその大きな原因のようだ。化学品の原料としての石油需要はまだ増えるとの予測でもあるが 自動車他の燃料用としての需要の減少が著しいとのこと・・・・・
と言うことは
先行き石油はだぶついていくのではなかろうか??
それは石油価格が下落するということにつながるのでは???
需要と供給の関係があるので自然な事であるが そうなると世界のお金の動きが変わってくるの様にも思える。そう意味でも2025年は転換点かもしれない。
いつの間にか?一番安いエネルギーが石油となり 環境問題を解決できれば石油火力発電がその先の世界のエネルギー需要を担う ということもあり得るのかもしれない。EV車の電気エネルギーも結局再生可能のものでは無く 石油火力に収れんするということに。。。。。。
あくまでも環境問題解決(それはCO2削減だけが答えではないと小生は考えているが)が前提の話ではあるが。
そうなると今斜陽化している産業が突如盛り返すかもしれない?
2025年は その前兆を察知すべき年になるのかも???
そんなことを漠然と考える仕事納めの日のこやじである。