機器の価格差と材料の価格差 炊飯器 No4854
おそらく 家電量販店で販売されている機器の内で 低価格グレードから高価格のものまでの範囲が一番離れているのは 「炊飯器」ではなかろうか??
最も安いものなら 1万円以下であり、最も高いものは20万円近い。
なかなか20倍もの価格差がある同一商品というのも珍しいように思う。
以前冷やかしで量販店の販売員さんに聞いたことがある。
「これだけの価格差の価値はあるのか??」
その際の 販売員さんの答え
「高価格のものでは 一番安いお米を炊いても 低価格の炊飯器で高価格のお米を炊いた
のと同レベルの仕上がり・味になる。 ずっと使うものなので材料費の価格差で炊飯器
の価格差は取り戻せる。
ただし、高価格の炊飯器は日々の洗浄・メンテナンスが手間で奥様の工数は増えます」
に小生は納得したおぼえがある。
後で考えてみれば 低価格の炊飯器を購入する人が高いお米を買うこともなければ、高価格の炊飯器を購入する人は 高いお米を買うのではなかろうか??という素朴な疑問が出てきて、未だその答えは?なのである。
その販売員さんの答えを実証したような記事がでていた。
ぜひ一読願いたいが、結論的には
「高級炊飯器では安いお米でもそれなりのご飯が出来上がる」
である。
それにしても 9千円の炊飯器と16万円の炊飯器 価格差18倍弱の戦いなのであるが9千円の炊飯器は案外善戦しているように思える。だからこそ どちらも販売店で駆逐されることなく売られているそんな気がする。
小生 ごはん大好き人間であるが 一度16万円炊飯器のご飯を食べてみたいものである。
ただし、愛する奥様には負担はかけられない。それを味わうためには炊飯器の洗浄メンテナンスを自身で行うという確固たる意志が必要で 小生未だそれにはいきつけない未熟者・卑怯者である。
因みに 小生のこだわりで我が家の炊飯器は ガス炊き ではある。