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遅すぎる!! 船井電機 No4975
上場会社としてあり得ないような形で その終焉を迎えた船井電機であったが 此処へ来て迷走の様相が。。。。。
もうすでに 自己破産申請から1カ月以上経っているのに 10月末時点では会長職だった原田義昭・元環境相が記者会見を開き
「あの破産申請は 無効だ」
として 改めて東京地裁に民事再生法の適用を申請し受理されたと発表した。
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記事にはこうある 引用する
船井電機の経営問題は民事再生か破産かの法的手続きを巡り経営陣の間で意見
が割れる異例の展開になった。どちらの申し立てに妥当性があるかは裁判所が
事実上判断する。
すでに 事業が停止してから1カ月経っている。従業員の方も 10月の給料が果たして受け取れたのかどうかすら分らないが この間に別の仕事を探したはず。今になって 戻って来いと言われてどれだけの人が戻れるのか??
記事によると ご自身が会長職になった経緯をこう説明しているようだ
「8月末だったか『船井』の役員が来て、『側面から応援してください』というので、
顧問か顧問弁護士になるのかと思った。
本社の役員会であいさつしたあとで、代表権をもつ会長になったと知らされた」
。。。。この話だけでも 当時の経営の混乱といい加減さが分かるようなものだが。
確かに再建したい思いはあるのだろうけれどもあまりにも時間がかかりすぎている。今回の民事再生の申請は1カ月遅い。
1カ月も事業が停滞していて 引き続きお客さんが物を買ってくれると 納入業者が物を入れてくれると思っているのだろうか???
なんか きな臭い犯罪の匂いと 陳腐な会社愛のはざまで 従業員・納入業者たちをもてあそぶのは如何なものかと思う。
第一 資金はどうするのだろうか?(すでに300億円が消えているとも・・・)
事業化に必要な資金の調達は「金融機関と綿密に調整中」という。
とのことだが この状態でお金を出す金融機関があれば それはそれで株主代表訴訟のリスクを負うことになると思うのだが。。。。。
追伸
12/3 早朝 こんな記事も
船井電機の経営権を「1円譲渡」 破産直前、社員には知らされず
ますます 怪しくなってくる