ITパスポート試験①
こんにちは!
3月に「ITパスポート」という試験を受けてきました。
今回は試験を受けた経緯と合格までを2回に分けてご報告します。
「ITパスポート」とはIT分野の国家試験です、お持ちの方もたくさんいらっしゃると思います。
IT分野の国家試験は図のようにたくさんあり、「ITパスポート」はレベル1(初級)です。(左下の紫色)
紫→黄色→緑と徐々に難易度が上がり、レベルが上がるに連れて高難度、細分化されていきピンク色で表示されている試験はそれぞれが超難関のプロフェッショナルの試験になるそうです。
私は24年間不動産と住宅建築の業界で営業と設計を主な業務としてきて、ITとは無縁の世界におりました。
もちろん業務で少しはパソコンを使いますし、スマホも多少は使います。
ですが、いわゆる「ITを使いこなす」とは程遠い生活を送っています。
ではなぜいきなり「ITパスポート」という試験を受けようと思ったのか?
受けてみようと思ったきっかけは昨年12月に「ジャパンビルド」を見てきたことです。
「ジャパンビルド」とは建設業を中心に建築施設、設備等の最先端のデジタル技術やDX技術を展示するイベントです。年々規模が大きくなってきており、不動産の分野でも展示がありました。
私が勤めている不動産・住宅建設業は基本的にIT化があまり進んでおらず、まだまだDXは一部の大手企業が始めた程度です。
しかしこれからはデジタルツールを使いこなさないといけない日が来るのではないかとおぼろげながら思っておりました。
そしてその最先端にいる人はどんなアイデアを持っているんだろうということが知りたくたまたま開催を見つけた「ジャパンビルド」に行ってみることにしました。
やはり実際に行ってみると違います。
とても衝撃を受けたのとともにこれは頑張って追いついていかないといけないと思わされました。
近い将来不動産や建築業界もITをきちんと導入しDXを推進した企業が生き残り、遅れた企業は淘汰されるという強い危機感をおぼえました。
そしてきっとIT企業がこの不動産、住宅建築の業界に入ってくるだろう。
これは自分も少しでも学ばないと!
これがまったく畑違いの領域に目を向けたきっかけでした。
この日から少しずつ本を読むなどをしてITについて触れていくようにしましたが、とりあえず初心者向けの本を数冊読んだくらいでした。
興味を持って始めてみたもののピンとくるものがなく、知識を整理できるようなものがないかなと感じ始めていました。
その時何気なく入った本屋さんに「ITパスポート試験」のコーナーが。
「なるほど、こういう検定ならもしかしたら学ぶ方向性が少し見えるかも」と思いさっそく1冊テキストを購入、とりあえず読み始めてみました。
(最初に買ったのは写真の右側のテキストです)
読んでみた最初の感想は驚いた、というの率直なところです。
ITがテーマなのでテクニカルな知識や用語ばかりが並んでいると思っていたのですが(もちろん半分以上はそうでしたが)、マーケティングや組織論、財務諸表等初級レベルですがかなり広範囲に渡る内容になっており驚きました。
テクニカルな分野以外はむしろ多少かじったことのあるものばかりだったので、取っ付きやすかったのも今思うとラッキーでした。
自分にとってどのくらい役に立つかはまだわかりませんでしたが、これなら取れるかも。
そして試験に合格するという目標ができたことで計画的に勉強しなければなりませんのでそれもちょうどいいと感じました。
資格受験のレベルとしては難易度も低いようでしたが、初学者の私には甘くないだろうと思いつつスタート切りました。(つづく)
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