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感動必至!人生のやり残しに向き合う、大人のためのドラマ | エンジェルフライト | #塚本映画

久々に見応えのあるドラマでした!
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(概要文)主演・米倉涼子×脚本・古沢良太!海外で亡くなった人の遺体を国境を越えて遺族に送り届ける、実在するスペシャリストの物語。羽田空港にある“エンジェルハース”という会社には、シングルマザーの剛腕社長・伊沢那美(米倉涼子)と強面の会長・柏木(遠藤憲一)を中心に、新入社員の凛子(松本穂香)、マニアックな柊(城田優)、チャラい元ヤンの矢野(矢本悠馬)、噂好きなみのり(野呂佳代)、温厚だが得体の知れない田ノ下(徳井優)などクセのある社員たちが勢揃い。亡くなった人と残された家族の間でくり広げられる愛の物語を、涙と笑いで描く感動のエンターテインメント&ヒューマンドラマ。原作:佐々涼子「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」(集英社文庫刊)/制作:NHKエンタープライズ

(レビュー)
このドラマは6エピソードしかありませんが、どのエピソードも個性的で、ストーリー展開も飽きさせません。また、人々が迎える死の場面を見て、毎回考えさせられます。個人的には、毎回感動して泣いてしまいました。

映像や音楽は美しく、様々な伏線もあり構成の良さも魅力的です。ただ、米倉さんのオーバーなキャラクター作りが時に涙を止めてしまうことがありました。でも、一般的にはこの方が理解しやすいのかもしれませんね(”そこまで思いのある人が、普段にしたってこういう言葉は使わんでしょう”なんて現実味を失っているシーンもちらほらあります)。

それにしても​40代も半ばになると、周りも大病を患う人もちらほら見かけるようになります。

最近は生を考える事は死を考える事だなと思うようになりました。歳を取っていくと、やり残したことを取り戻すことがますます難しくなっていきますね。

個人的にはそういう意味で、第2話と第6話が印象的でした。

僕も人生でやり残したリストを考えてみたものの、海外も旅したし色んな趣味も楽しんだし、ワインも飲んだし、バカ騒ぎもして、国内外で仕事したし、社会貢献もしたし、いっぱい恋愛して、結婚もしてるし、子育ても充実しているし、自由な時間と決裁権はあるしと、特に喫緊でやり残したことは特に思いつかず、それ自体は良いことかもしれません。ただ、それが自分自身の幅を狭めてしまっている可能性もあると感じます。

子育てをしながら、新しい欲や見えてくる景色もあると思うので、この辺は自分の変化を楽しみに欲を見つけていけたらいいなと思います。

周りの評判もいいので、シーズン2はほぼ決定でしょう!

「自分にこんな死が訪れたなら、後悔はないと言えるのか?」なんて視点で見ると面白いかもしれません!

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