ぐぬぬぬぬ |愛なき森で叫べ | #塚本映画
狂気に対してどう自我を守るか。
というのは幸せな人生の成就にとって、避けては通れないとても大事なエッセンスだと感じていて、心が壊れてしまうと幸せも正しく知覚できなくなりますし、幸せの追求の阻害要因として極限の狂気があり、”北九州監禁殺人事件”はその狂気の極の一つだと思って興味深く思っています。
”あの事件に自分がまきこまれたとしたなら、自分はどうやれば生き残れるのか”を考察する時に様々な当該事件の資料などを読むのですが、今回もその一助になればいいなと思って観ました。
本作品は北九州監禁殺人事件のキートピックを箇条書きにし、そしてそれにディストーションをかませて歪ませ劇画調にしたもので、ただでさえ複雑な同事件の心象心理は、園子温節とも呼べる映像の中でもはやひっちゃかめっちゃかでした。
なんというか、リアル鬼ごっこ思い出した。
ふむ。
うーむ、事件の検証としては特段なにも役に立たなかったので、今度はクリーピーでも見てみるかなぁ…
でも映像にするとこんな感じが限界なのでしょうか?
あまりに詳細に再現してしまうと、コピーキャットや心を病んじゃう人が出てきそうだしなぁ...