【にじ札】TorL(トール)

親が言う宣言が嘘か本当かを見破るゲームです

<ゲームの準備>
プレイヤー人数+1枚以上の被りのないにじ札を用意します
ジャンケンなどで親(手番を持つプレイヤー)を決めます
各プレイヤーはそれぞれ1枚ずつランダムな札を持ちます
残りは山札になります

このゲームを何巡で終わらせるかを決めます

<ゲームの流れ>
親は山札から1枚引き
手札と合わせて2枚を場に伏せて置きます
伏せた2枚のうち1枚を表にします
伏せた方の表を確認し
マッチかアンマンチを宣言します

マッチとは2枚の内で1つでも色が揃っていることです
アンマンチとは2枚に揃った色がまったく無いことです
この宣言は嘘でも構いません

マッチの宣言の場合
伏せている札を縦向きにします
アンマッチの宣言の場合
伏せている札を横向きにします

他プレイヤー(子)は親の宣言が
本当か?それとも嘘か?
を予想し
「本当」だと思ったら手札の1枚を
親と同じ向きに
「嘘」だと思ったら手札の1枚を
親とは違う向きに出します

子が複数人いる場合
子の予想表示は全員同時に行います
タイミングを合わせるために
「トール・セット!」などを掛け声にしても良いでしょう

子の予想が出し終わったら親は場札を表にします
(表示向きは変えてはいけません)

この結果により各子に得点が入ります

親と子が同じ向きで置いたとき
親が本当のことを言っていたら1点を得
親が嘘を言っていたら1点減ります

親と子が違う向きで置いていたとき
親が本当のことを言っていたら2点減らし
親が嘘を言っていたら2点を得ます

親は
子のプレイヤー人数の51%が親と同じ向きに置いていたら
1点を得ます

ここまでが1セットです

このセットを各プレイヤーが行います

セット毎に全ての札はシャッフルされ、再び配られます

もしくは親の使われた札を1枚除外して次の親が新しい札を山札から加えます
次の親は
先ほどのプレイヤーから時計回りに1つ移ったプレイヤーになります

<勝利条件>
親が一巡(もしくは指定回数巡)終わった際
一番得点が高いプレイヤーが勝利します
もしくは
一番早く達成点数(推奨5点)を取ったプレイヤーが勝利します

複数のプレイヤーが同時に同点で終わった場合
追加で1巡(もしくは1セット)を行い
これを勝者が1人になるまで繰り返します

<特別ルール>
『加情報』
宣言内容を複数の情報にしても構いません

(例)
「2マッチ(2色マッチしている)」
「デュース(同じ札でマッチしている)」
「タグマッチ(色ではなくタグがマッチしている)」

この場合
その宣言内容の全てが合っていなければ嘘になります
つまり
2マッチの宣言では
1つのマッチや3つのマッチは嘘です
デュースの手でもマッチを宣言することはできます

情報を多くすることで信憑性を高めることができますが
それを利用して【本当】に誘導し、嘘で正解者を減らすことができます

『レイズ』
子のプレイヤーは各自、自分の持ち点を担保に
配点を高めることができます

レイズを宣言した場合
本来の勝ち点に加えて+1点を得ます
外れた場合はその子の持ち点が-1点します

<ファクト>
親は場札を出し子が予想をする前に
自分の宣言に保証をかけることができます

本来なら子の51%以上を騙せた場合
得点を得ることができますが
このコールを行った場合
その点数を放棄します

これにより宣言の信用度をあげます

⇒【にじ札プロジェクト】

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