「種明かし」はマジック界に必要か？
よく「マジシャンを増やすため、種明かしは必要」
というセリフを聞きます
私はこの考え方があまり好きではありません
近年、日本で最もマジシャン人口が増えた時期は
２０００年代最初の頃
セロさん、ふじいさん、前田さんが
頻繁にテレビに出た時でしょう
そして、それらのマジシャンは種明かしをあまりしていません
種明かしをしなくても
充分にマジシャン人口は増えます
種明かしに頼る必要はないのです
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よく「マジシャンのレベルを上げるために種明かしは必要」
というセリフを聞きます
私はこの考え方があまり好きではありません
なぜなら、上がるのはトリックのレベルだけだからです
種明かしをしても、マジシャンの力量が上がることはありません
むしろ、トリックのレベルが上がったことで
単にトリックの力に頼った
芸の無いマジック愛好家が増えたくらいです
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よく「マジックの発展のため種明かしは必要」
というセリフを聞きます
私はこの考え方があまり好きではありません
マジック界のトリックは一般の人の目ではなく
【マジシャンが見ても驚く種】を目指しています
マジシャンが知識をつければ、ことは足ります
そもそも種明かしをするパフォーマーは
種明かしをしたあと
全然トリックを考えていません
クリエイターに丸投げです
マジックを発展させたいなら
種明かしをした人が
新しいマジックを考えるべきじゃないですか？
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マジック業界のレベルアップを望むなら
マジシャンが努力をすれば良いのです
トリックの発展は
クリエイターに任せておけば良いのです
もちろん
「種明かし」と「レクチャー」は違う
ということは大前提の話です