ゆらぎ
ジャンプの好不調の波がとても大きいオフシーズンだった。
良い時はほとんど失敗しなかった。
いや、失敗しても飛んでく様な感覚か。
逆に悪い時は何をやっても上手くいかなかった。
一旦戻そうとしても方向感覚を失っているので、知らない土地で元いた場所にすら戻れない“迷子”みたいな感覚だった。
ジャンプだけを考えると、「今シーズンは勝負の土俵にすら上がれないかもしれない」という気持ちがある。それは今も。
しかし、ここまでやってきた事にひとつも後悔はない。
自分自身で起こし増幅させていった好不調の波だから。
むしろ、たくさんチャレンジして良かったと思う。
“迷子になった旅先”には、知らない事が広がっていた。
新たにそれを追究していこうと夢中の最中にいる。
◆
人にはゆらぎがある
体調や気持ち、バイオリズム...
そのゆらぎすら許さず、常に良い状態にいようとしてたのが去年のオフ。
結果 好不調の波は小さかったが、大きく成長することはなかった。スキーも、頭の中も。
日帰りで帰って来れる場所は旅ではない。
今は大きなゆらぎの中にいる
不安定で、先の見えない不安の中でゆらいでいるが、
いつも以上に、来るシーズンがとても楽しみだ。
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