23/24シーズン後半 分析①
序
今季は特別なシーズンだった。
11年ぶりにコンチネンタルカップ(COC)に出場した。
しかし、そこで感じた悔しさや希望を全てかき消すほどシーズン後半は苦しかった。
“思う様に身体が動かなくなり、とても苦しいシーズ ン後半でした。”
最終戦の後、Instagramにこんな事を綴りました。
本来、得意なはずのクロスカントリーで追い上げられない試合が続きました。ジャンプで勝てる位置に付けながらこの結果は、心にこたえました。
自分だけ重い荷物を背負って走っている様な、そんな感覚。こんな感覚は初めてでした。
全試合が終了し、オフに入ったところでじっくり原因を追究し始めました。
なんとなく感じてた事が原因としてが繋がりそうなので備忘録としてや他選手の参考になればと思い久々にnoteを書き始めました。
自分自身の感覚を裏付けられる“何か”を結び付けられれば、今後に活かせると考えました。
過去にない感覚
症状は2月の上旬を過ぎたあたりから。
そこから日を重ねるごとにそれは強くなっていきました。
様々な要因を探り、起死回生を試みましたがシーズン中には叶わず。
具体的な症状としては、
身体が動かない。脚が止まる。特に登り。(オフ明けの様な身体の重さ)
イメージした走りに身体が付いてこない。そのギャップが大きい。
脚に力が入らない。それが原因でスキーに適切な圧をかけられずスキーが滑っていかない。
通常であっても、レース後半はそのギャップが生じてくるが、今回はスタートしてすぐに。
もっと言えば、ウォームアップしてる段階から違和感を感じる試合がほとんど。
アップなのに身体が暖まらず常に寒さを感じていました。アップもしんどく、短いスプリントを入れられないどころか「これ以上走りたくないなぁ」と思って早々に切り上げる日も何回か。
一見風邪の様な症状で体調不良を疑ったが、一時的なものではなく2ヶ月近く続きました。
3月の札幌での3連戦中から改善を試みる試行錯誤を始めました。
②へ続く
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