ノルディック複合 全日本選手権
3/10
今季の最終戦は全日本選手権。
日本一を懸けた戦い。
前半ジャンプ
朝から暖かい。
湿りに湿った雪が数cm積もった。
会場に着いてから強まる雪と風。。
案の定開始時刻が遅れる。
その間に飛ばされる、会場のテント...笑
予備ラウンドが採用になって欲しい気持ちと、飛びたい気持ちとが入り交じる複雑な気分。
その後天候回復せず予備ラウンド採用に。
宮の森、あんまり飛べなかったな~泣
予備ラウンドのジャンプはこれ
宮の森の自己最長だった。
https://www.instagram.com/reel/CMJdLTFB9DB/?igshid=1lw113j1bk0gb
後半スタートまで
一旦宿舎に戻り、1時間ほどゆっくりする。
今回ジャンプ台そばの拠点だったので何かと便利だった(これは後日別記事で)
クロカン会場は遠いけどな。
会場に着いてスキーテスト
こちらも湿雪が降りコンディションは悪い。
所謂ストップスノーってやつ。
タフなレースになることを覚悟する。
スキー自体はすんなり決まった。
だけど、暖かいのに寒め用のスキー。
予想に反してたので少し疑心暗鬼になってしまった。
少しの不安を抱えてワックスサポートの方に託す。
スキーへの不安はあるが、ワックスの仕上げに関しては絶大の信頼を寄せている。
後半スタートリスト
後半クロスカントリースキー
スタートから上げすぎずややゆったりめに入る。
2周目でキャッチする感じで。同時スタートの傳田選手と共に追う。
最初少し離れたが2周目の途中で追い付く。さあここから優勝争い。
しかし会場で後続を確認すると後ろから#10 湊選手が詰めてきている。ちんたらやってたら追い付かれそうな差。
もし追い付かれたとしても、焦らず勝負するパターンを頭の片隅に置く。
(※ちなみにこの2枚とも撮影は東京美装スキー部の渡部弘晃選手。いつもありがとう!)
しかしこの強風の状況で単独はかなりキツかったと思う。安全な差は保てた。
3周7.5kmが終わり勝負は3人に絞られる。
いつもであれば、ここから仕掛けていくエネルギーに満ち溢れているはずが今日は違った。
余力がなかった。身体が動かなくなっている。
速いペースで一杯一杯になるのではなく、スピードを上げる強い一歩が出せない感じ。
レース後、データを見たら心拍数が全然上がってなかった。いつもより6~8bpm/mほど低い値。
エネルギー不足か、疲労か、テクニックの問題か...。分析の必要あり。
ちょっとしたペースアップで引き離される。
今日はもうそこで勝負あり。
それでも動かない身体を必死で動かして、わずかな可能性に懸ける。それも叶わず。
先にゴールストレートに入った2人の勝負を見る。
優勝争いから離脱してしまい一人蚊帳の外。
2人の背中を見たこの瞬間が本当に悔しかった。
リザルト
3位
胸を張れなかった。笑えなかった。
けど、強かった2人、入賞した他の選手を讃える気持ちを持てた。
心の中でも自分に言い訳しなかった。
大人になったのか、オレ。
シーズン総括は改めて別の記事で。
沢山の応援、本当にありがとうございました!
現地でも遠くでも、応援や連絡、メッセージのひとつひとつが私の背中を押してくれました。
また、みんなで戦いたい。