【試合レポート】12/24 全日本コンバインド
試合の日はいつも眠れない。
いつも以上に悔しい気持ちもあったからだろう。
うつらうつらしたまま朝を迎える。
攣った箇所って翌日も尾を引く。
膝を思いきり伸ばすと筋肉痛みたいな痛みが残る。
若干動きが悪いが、いざ試合になればそんなことすら忘れるくらい没入していた。試合の雰囲気、その瞬間に。
前半ジャンプ
試技の感覚は悪くない。
雪が降ってても、多少ミスしても上手くカバーして飛べている。
状態自体も良いし、“ジャンプで少し出遅れても後半で挽回できる”という気持ちが心にゆとりを持たせ気持ちよくジャンプに臨めている。
試合ラウンドは96.5m
テイクオフ直後はフライトが低くなってしまったが空中で上手くカバーできた。
しかし着地のテレマークは相変わらず、、である。
ここは年明けからの課題として取り組もう。
(という大義名分でゲレンデに行こう笑)
前半は3番手につける(トップから+38秒)
https://www.instagram.com/tv/CYPig4nMF-a/?utm_medium=copy_link
後半クロスカントリー
この日も前日と同じ様なスタート順。
昼でも-10℃に近くかなり気温が低いのが気になる要素であったが、いつも摂ってるZEN NUTRITION (スタート前はダルマ)サプリメントのお陰か身体は暖かい。
「今を全力で」
それだけを心に持ちスタートする。
身体はよく動かない。昨日の疲労と攣り、寝不足が原因か…。
しかし、昨日あった様な攣り感は少なめ。
ちびちび水飲みつづけたからな。
追い付かれても最後に勝負できる余力は残しつつだけど、今日は積極的に逃げる。
逃げるというよりは、堂々とトップを走り続ける。そんなイメージ。
先月のワールドカップ@Otepaaでリーバーが見せた様な、この感じで。
圧倒的に勝つのはやはりかっこよく憧れである。が、本当に強くなければ難しい。
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昨日より夢中で走れた。
気づいたら最終ラップだった。
昨日転んだ箇所は細心の注意を払い笑、通過。
ゴール前のバックストレートから優勝を噛みしめ気持ちよくゴールさせてもらう。
まとめ
2年ぶりの全日本コンバインド優勝は気持ち良かった。
しかしそんな気持ちもすぐ落ち着き平穏になる。
翌日にもうひと試合控えてたのもあったが、
この試合にはオリンピックの選考はかかっていないからだろう。
隣の村ではクロスカントリースキーのオリンピック代表をかけた熱い戦いが繰り広げられていた。
そんな大一番に全てを懸ける事への羨ましさがあった。
選手であればより高みを目指したくなるのは当たり前だから。
オリンピックで個人も団体でも日本がメダルを狙えるこの“ノルディック複合競技”
そんなこの競技の、日本最高峰の試合のひとつで優勝争いできる事は誇りだ。
競技によって状況は違う。
それは理解している。
勝っても何もない
だけど、
勝った事で更に、自分を高めていくモチベーションになる
登り続けよう。
限界はまだまだ先にあると思える限りは
たくさんの応援ありがとうございました!!