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実験の場と振興

12/25
名寄4試合を終え、ほっとした気持ちも持ちつつ士別市朝日へと向かう

FISCHER CUP 朝日ノルディックスキー大会

スペシャルジャンプとコンバインドの2試合を1日で。
ジャンプ台はミディアムヒル(HS=68m)、後半XCは5km

ローカルな試合ではあるが、名寄の試合に出ない小中学生にとってはシーズン開幕の大きな試合という位置付け

4連戦で疲れはかなりあったものの、「よっぽど体調悪くなければ出よう」とエントリーしていた。

出場の理由

万全ではないのにエントリーした理由は主に2つ

①:実験の場
 実戦形式で色々とチャレンジや実験する場には絶好の機会。重要な試合ではなかなか思い切った事が出来ないので、こういう試合は貴重な場。
記録会やTTもその位置付けだったりする。

②:地域・競技を盛り上げる
 ここ士別市朝日町は合併して市になったものの、朝日地域はスキーが盛んな地域。
毎年、夏も冬もジュニアから大人までの試合を数度開催、
更に全国的に少ないコンバインドの試合も夏冬共に開催してくれている。
そんな地域を僕らの出場で盛り上げたい。そして、僕らのジャンプ、クロカンを小中学生に肌で感じてもらって少しでも刺激になれれば、という想いがあった。

※これに絡んでまた別の理由もありましたが、これはまた後日お楽しみに!

別の発見

今年の試合はスペシャルジャンプの1本目をコンバインドジャンプと兼ねる。
そのポイント差を持って、後半はマススタートの5km!
初めてのフォーマットだったが、これがなかなか面白かった。
※通常は先にXCマススタートを実施

前半ジャンプで付いた得点差を考えながら後半のレース展開を組み立てる
これがなかなか面白かった!

※この試合の場合:
前半ジャンプをトップで折り返した私。
2番手以降の選手とのタイム差を確認し、トップでゴールせずとも○○秒以内にゴールすれば私の勝ち

そんな感じで後半をスタートする。
さながらロードバイクのステージレースの様。

後半5kmマススタート


集団の力

しかしそんな事はスタートしたら関係なくなる笑
名寄では出来なかった“集団で走りながら駆け引きする”という最高に楽しい瞬間だったから。

相手のアタックを潰したり、逆にこちらから仕掛けたり、、
ただのマススタートの様にトップでゴールしたい。

5kmじゃ足りないくらいあっという間だった。
アップの時、「あ、今日ダメだ…」なんて感じてたのはすっかり忘れて。

このフォーマットで、私達が作る記録会 #KOS_CUP を1戦やってみたい。

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小山 祐
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