
ラップタイムとハートレートから札幌3試合を見る
短期間&同会場で複数試合をすることは国内ではなかなかなく、面白かったのでまとめてみました。
最初に書きますがスキーの滑り、雪やコースの条件、レース展開によってラップタイムは変化します。今回も5日間で雪が大きく変わりました。
そしてハートレート(心拍数)も相対的に比較できるものではなく、高いからor低いから良い悪いは一概に評価出来ませんが、自分自身のデータ同士であればある程度比較できるかと考えています。
最初に3試合それぞれ簡単な内容
・宮様
速いペースの中で駆け引きできたしラストも仕掛ける余力があった。
・伊藤杯
前に追い付く為に若干オーバーペース気味でラストはほぼ余力なし
・全日本
何故か身体が動かず終始苦しい展開
レース毎のラップタイム・ハートレート
▼宮様
タイム:25'14
♡平均:171bpm 最大:182bpm
▼伊藤杯
タイム:25'46
♡平均:173bpm 最大:181bpm
▼全日本
タイム:26'00
♡平均:168bpm 最大:183bpm
計測:SUUNTO9baro
ラップタイム
ラップ計測はアプリ“STRAVA”のセグメントタイムから抽出。
このセグメントを使用↓
そして周回ごとのラップタイムがこちら↓
どの試合も1周目が速いのはスタート位置の関係かな。
これを見ると、宮様の4周目に大幅にタイムを上げられてるのが分かります。それだけ調子も良く余力も残せてました。
しかし最速は伊藤杯の1周目。トップを追い、早めに前の選手に追い付こうとした結果が表れてます。
HRグラフ
▼宮様
▼伊藤杯
▼全日本
グラフ抽出:SUUNTOapp
条件の差
それぞれ展開は違いますが、走れた順に宮様≧伊藤杯>全日本
雪のコンディションは宮様>>伊藤杯>全日本
グラフを眺めていると、3試合で最も良い走りだった宮様に対し、伊藤杯は赤いゾーン5の滞在時間が長め。そりゃキツいわな。
宮様と全日本のHRグラフはほぼ同じ様な推移だけど、楽に走れた宮様VS上げられなかった全日本で感覚は全く別。
そして3試合とも何故か平均が低め。
普段のレースはもう少し高めです。
更に深掘りして、コースの登り区間のタイムとHRも抽出して分析できたら面白そう。
これを見て、皆さん何か発見や感じた事があればコメントや直接でも連絡待ってます!
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