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臼井正己〜彼の人生、無印本命のままではない〜

はじめに

令和の虎出演後、真っ先にTwitterも色んな意味でフォローしてくれたのが臼井さんだ。 僕は、あの受験生版に出演した後ボロクソに言われてたが、君面白いよ〜って声をかけてくれた人なのである。 僕もバカにされて、泣き寝入りしようかと考えたが、コヤノルの持ち味であるバイタリティを働かせて一気にコラボまで持ち込んだのである。 チャンスだと思ったら掴みに行くというのは僕が大切にしていることだ。 その後コラボさせていただいたのだが、最初ということもあり行き当たりばったりのコラボになってしまったのは大変申し訳ない限りである。 とくに自宅で撮影する時にエアコンのリモコンを無くしてしまったことに関しては本当に謝罪します。すいませんでした。
それはともかくコラボでは人生相談と言う形で、最初は質問して行く予定だったのだが、東大に行くくらいの実力があったのに創価大に行き、そこから幸福の科学に入信してという話がかなり面白かったので、全2話構成にして、「波乱万丈」という形にすることを決めました。みなさんぜひnoteだけでなく、Youtubeもよろしくお願いします。

学歴編

学歴編では臼井さんが創価大を中退していたことに目をつけ、どんな過去があるのだろうと思い、そこに関して聞いてみると、僕が想像していた以上に複雑な環境に置かれていたのだなぁとびっくりした。 まず、東大か創価か。という時点で驚いたし、せっかく東大行ける頭があったのに、自分が信じている宗教という呪縛に囚われてしまったのを見て可哀想だなと感じてしまった。

学会員ではよくあるかh士官らしい

また、親が奨学金を借りることに理解がないというのも苦しいなと共感してしまった。僕は恵まれている家庭で育ったので奨学金を借りることなく、大学に行けたのでしっかりと親に感謝したいと思う。それで生じてしまう教育格差というものは本当に厳しいものがあると痛感させられた。 とくに、奨学金=借金と考える家庭は本当に大学に行くことですら厳しいと思ったし、もし臼井さんの家庭が学費を出してくれる家庭であれば、違った人生があったかもしれない。話していく中で自分は東大行けるくらいの実力の頭脳があったのに、どうして大学を中退してしまったんだという後悔の念がありそうな面をのぞかせていた。 その後、自分の信じていた創価学会とのズレをなくすために、幸福の科学に入信したが、そこでも自分の得られるもの(守護霊との対話)が出来ずに今は自分の道を歩み、出版を頑張っているのだからすごいと思う。自分の生まれ持った宗教を捨てるというのはなかなか出来るものではない。

創価→幸福の科学には驚いた・

自分自身も今まで、発達障害だということをなかなか受け入れられずに、自分でなんとかなるはずだと視野が狭くなっていた。発達障害というのは本人の努力不足で、怠惰だと考える一種の錯覚に陥っていたと思う。そう思うのは母から言われた「ちゃんとしなさい!」や「やろうとしないだけ」の呪縛に囚われていたからだろう。だからそういう生まれ育った呪縛を断ち切る勇気というのは本当に素晴らしいと思った。

転職出版編

そして宗教や学歴の話をした後は、転職と出版の話になる。臼井さんは、転職を繰り返し、いわゆる定職がない人間であった。臼井さんはおそらく僕と同じように人間関係に苦しめられることの多い人間だったのだろう。 職場で辞めるのは主に人間関係だ。と彼は言ってたのだが、理解者に出会うことがあまりなかったのではないだろうか。今の臼井さんは、色んな人が周りにいて色んな人が理解してくれるいい環境である。それはネットの力も大きく、臼井さんの周りには臼井さんが好きな人がたくさんおり、充実してそうに思えるのだが、昔は本当に苦労してたんだろうなというのが伺える。臼井さんが本当に苦労なさったであろう90年代は、ネットなどがまた普及していない時代だ。だからこそ臼井さんは、「出版」という自己を発信する手段に賭けたのだろう。 でも出版というものは、お金がかかってしまう。 臼井さんは文章能力や営業能力が非常に高い方だ。そんな人でも自費出版をしなければいけないほど、出版の世界は厳しい世界なんだということを知った。 臼井さんが口にしたリアル「夢を売る男」になるというのも臼井さんが出版の世界で苦労したからだろう。「夢を売る男」は百田尚樹氏の著書なのだが、実は実話がモチーフになっているということを臼井さんから聞いた。 「夢を売る男」はどういう内容か単純に説明すると、出版界の闇を描いた夢ビジネスの物語となっており、あまり能力のない人々らをその気にさせて、出版するのに必要な費用を負担させ、自分たちは出版費用をかけることなく、金を稼ぐというセコい出版社のお話である。 臼井さんは、話の中で出版業界にかなりの不満があるようだった。

出版は闇が多いらしい

例えば公称部数の話になるが、臼井さんが最初に言われた部数と実際に刷られた部数ではあまりにも大きすぎる乖離があったらしい。 人財版に出たのも、そういうせこいやり方をする出版方法ではなく、自分がブランディングや出版などを担当することによって、理想の出版をする…すなわち夢をかなえる存在になりたいからという理想があったからだろう。 僕は「夢を売る男」を元々読んでおり、「夢をかなえるゾウ」も読んでいた人間なので、出版の現実を変えたいという臼井さんの熱意に心打たれたが、残念ながら令和の虎本編ではそのことはあまり語られなかったのが残念である。 こういった志願者には裏の背景があるのに、令和の虎ではプレゼンバトルが中心となってしまうので、こういった裏の背景はわかりづらい。 だけど、こうやって深掘りして聞いてみれば、裏の背景が見えてくるではないか。 その裏の背景を見れば、面白い人間の姿が見えてくる。ただ、社長のカッコいい姿を見せるためだけにチャレンジャーの背景がないがしろにされてるのはかなりもったいないと感じた。 だからこそコヤノルの「人生波乱万丈」という企画は成功すると思った。 やっぱり成功しないかもしれない、だが僕が面白いと思った企画の一つである。今は正直、再生回数もすごいあるわけでもなく、チャンネル登録者もすごい多いわけではない。 だが、こういうのを残しておくこと。 それこそが僕にできる使命ではないか?

これからの僕の生き方

僕は今まで自力で頑張ろうとした。自力で頑張ったけどダメだった。競輪で例えるならたまに激走して代謝はギリ回避出来るが、A級チャレンジとA級2班を彷徨うような動画投稿ばかりしていた。 だが、こういう人に頼るいわゆる言い方悪いかもしれないが競輪でいう「コジキ」的なやり方をしてもいいのかな?って思った。それで夢のS級S班を目指してみたい。 僕は自力でそういうトップを目指すのがカッコいいと思っていたが、どうやら自力ではのし上がれない!ということがわかった。 ならば、競輪の3番手。コジキでいいじゃないか。 コジキでも勝てば上にのし上がれるんだから 世の中はレッテル貼りの連続だ。僕もそういうレッテル貼りに苦しめられてきた人間だ。だからそういう世の中のちょっと誤解されている人や、面白い人を集めて話して、イジられたらキエッーーー!って言うそんな動画を作りたいな…と思った。 所詮僕は誰かの助けなしでは生きられないとよくわかったのだから。

臼井さんの生き方

最後に、臼井さんと人生相談をした。 臼井さんはなんであんなに人にこうガンガンアタックできるんですか?という感じの相談だったと思う。 Twitterで@マークつけてガンガン色んな人にリプ付けてあれだー!これだー!って色々話せるのすごいなぁって感じた。 僕はシャイで黙々とやるのが好きだから、中々人にアタックすることは難しい。ブロックされるかなと思うと中々できることではない。だからなんで出来るのかと聞いてみたかった。帰ってきたのは意外な返答だった。
「損ないじゃいですか」
たしかに、損はない。嫌なヤツと思われたらブロックしてお別れで終了である。 逆に面白い人とわかってくれる人がいるならその人と長い付き合いをすればいい。目から鱗だった。 最後に、彼はこう言った。「僕は170万再生してる動画持ってるけど、目の前の本買ってくれる人の方が大事だ。」 自分に深く突き刺さった。目の前のことに囚われてた自分に深く反省した。再生数なんて「数字の一指標」にしかすぎないのだ。 だからこのnoteもこの動画も伸びないかもしれない。でも、この動画は誰かには間違いなく需要はある。そして臼井さんという存在から学べることも多くあった。 だからこれからも僕はいろんな人から学ぶことにした。現状、僕には才能はない。だけど、いろんな人の本質の部分と自分が学ぶことで、成長出来ればな… と思うのである。
彼は自分を無印本命の人間だという。しかし、僕はそれを真っ向から否定したい。48歳になり、ここまで夢を追って人にガンガンアタックする姿勢は間違いなく本命候補なのである。 世間という競馬予想紙は臼井正己(牡48)に▲や△すら付けず、無印のまんまである。 しかし、私は彼に本命印の◎を打つ。世間は彼の本当の実力を知らないんだ。 そして世間がなんでこの人に印を打たなかったんだと後悔する時、僕はこうほくそ笑むのだ。 「あの時◎をつけとけば高配当だったのに」と。 今はまだ僕も無印の人間。色々言われるし、苦しい日もある。でもいずれ期待をいい意味で裏切ってやる。 無印本命の僕を評価してくれた臼井さんや様々な人、僕に言ってきてくれる人や期待してくれる人の期待を裏切らないよう、僕はこの世界を生きていく。 臼井さんは、自分のことを無印本命と言っていたが、彼はやがて本命に…なれるはずだ!たぶん。


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