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小学校2年生、AI(機械学習分野)で図形の勉強
提示された画像から三角形か四角形かを分類するAIを作成しました。
小学校2年生における図形の授業で、図形を判別するAIを作成させる過程を通じて、図形に対する知識を深めていこうというチャレンジです。
3年連続で実施してきたので、そろそろ何らかの形にしておこうと思いました。
生徒自身にたくさんの図形を描かせます。
それを人の手で分類して、それぞれの分類に合わせて機械に画像を読み込ませます。
読み込んだデータを学習させて、結果が正しいかどうか分析します。
![](https://assets.st-note.com/img/1733653889-dxpZDIhg5AWefSUK3aN8vBLn.png?width=1200)
読み込んだデータが多ければ多いほど良く、90度ずつ回転させて学習させていきます。ついでに三角形でも四角形でもない図形を学ばせます。こうすることによって精度も上がりますし、そもそも子どもの理解も「なぜこれは三角形と言えないのか」ということを自分で理解することが出来ます。
そして実際にトレーニングしたモデルを動かしてみます。すると、学習済みの図形に関してはとてもよい反応で分類してくれます。このときのコツとしては、なるべく図形以外の余計なものを画面に映さないとでください。自分の書いた画像が正しく分類されると理解も深まり、逆に正しく分類されないと、「なぜだろう?」と考える力もつきます。
さて、子どもの発想はそこだけでは終わらず、子どもから「身近にあるものを見せても分類してくれるだろうか?」という問いが出てきます。そこで自分たちが持っているものをカメラに差し出していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734011782-WvmOLhI2Ji4epKNCcTdzYytr.png?width=1200)
きちんと認識してくれます。
こちらも背景などに余計なものを映さないように気をつけて下さい。
こうすることで身近にある図形について面白がって考えてくれるようになります。万が一正しく分類されない場合は、何故そうなったのかを考える力もつきます。
今回トレーニングに使用した Teachable Machine は無料で使えるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。