『深夜の2時間DTM』やってみた。
さぁ今日もよろしくお願いします!小山 恒汰です!
今朝、最近通い始めた ちょこザップ に行ってたんですけど、
そこで、太もものトレーニングをしようと器具に座ったら、重さが90kgに設定されていて、
ここには化け物がいる。
と前に座っていた人を思い返してみたら、40〜50代くらいの細めの体つきをした坊主頭の男性でした、、、。
深夜の2時間DTM
なぜ始めたか
noteを始めたきっかけもそうですが、「小山 恒汰」をまずは知ってもらうところから始めないといけないので、色んなコミュニティにお邪魔するところから始めようと思い、
そのうちの一つとして、以前から盛り上がりを見せていた『深夜の2時間DTM』に参加しました。
この企画の内容は?
この企画は、(@2hourDTM)さんというXアカウントがホストとなり始まった企画で、
22:00〜24:00の2時間で、お題に沿って作曲するというのが内容になります。
参加者は、予告されている日付を確認しその日の22:00から出されるお題を元にDTMを使って曲を作成します。
はじめての2時間作曲
あまりにも無力だった
初めてということで気合入れて臨んだのですが 結論、
「あまりの実力のなさを痛感し反省する。」
2時間という普段より格段に短い時間の中での制作だったため、初めから上手くいくはずもないとは思ってましたが、
この2時間で、自分に何が足りてなかったかが湧き出るように目に見える形で現れて、処理するのが大変でした。
”作曲家になるには最低でも1日1曲は形になるものを作れるようになりなさい。”
”じゃないと話にならないよ。”
なんてことを 学校の先生 からも言われ、作曲家さんやDTM系配信者さんの動画や記事でもよくみていました。
これを僕は、「職業作曲家を目指している人 や 楽曲提供なんかをしたい人 に向けて言っていること」だと捉えていました。
「自分はあくまでアーティストであり、練りに練って一曲完成させたいんだ。」「作った作品に対して色々な意味があり、その重みを作りたい。」
そんなことを考えていて僕は、「短期間で作品を作ってもそこに対して何の思いもないじゃないか。」と思っていました。
でも、ついこの前に1日で作った曲があって、
それはとある映画を観てグワァ〜とインスピレーション的なのが湧いて、いても立ってもいられず作った曲でした。
その曲は提出期限のあるものに出そうとしていたので、余計に1日で作ろうと思い作っていました。
その曲が、個人的にお気に入りだったんです。
もっとこうしたい・ああしたいはありましたが、それでも耳に残るくらいの曲に仕上がったんです。
そして思い返せば、
今まで熟考して作ったつもりの曲も、この『気まぐれ』みたいなものから作ってそこから練っていたんです。
気まぐれのコントロール
この『気まぐれ』は今までだと、その時の精神状態とか何かインスピレーションが沸くものを見て感じた時に突発的に出てくるものだと思ってました。
ですが、もしそれだけじゃなくて何か自分の中でのきっかけがあり、それを理解して使いこなせたら。
面白くなってきました。
そこで、修行として短時間で強制的に作曲できる場、『深夜の2時間DTM』をはじめました。
まぁ結果は冒頭でも言った通り、反省だらけです。
しかしここからが本題であり、自分に何が足りないかをまとめてみました。
・お題からのイメージが定まらない
・音選びが抽象的すぎる
・音楽の3大要素である、コード/リズム/メロディ 以外に意識が行きがち
・引き算ができてない(詰め込みすぎ)
・結果、薄っぺらい
そしてこれらを踏まえて、気まぐれが上手くいってる時の手順をまとめてみると、
・イメージやアイデアが湧いてる時は必ず、曲の全体像が見えてて
画的なイメージがある
・そこからメロディとコードから、もしくはリズムからまとめる
・構成はここから自然と決まるので、後の構成を考えまとめる
・基本ここまでで聴けるようにして、イメージから欲しいところを編曲
に乗せる
と、文字でまとめてみると一般的な作曲の基礎みたいなのが完成しました。
シンプルに見えますが、これはつまり何かトリガーがないと作れない状態(僕の場合、ライブや映画・日常で印象的なことなどの心が動いた時)。
なかなか不便ですよね。だって作りたい時に作れなかったりとあまりに不定期ですから。
かといって毎回映画観てからってわけにもいかないし。
と思ったのが、
どんなアーティストでも「下積み時代はひたすら作ってました。」みたいな人多いよなと。
となると今まで言われてた、
”作曲家になるには最低でも1日1曲は形になるものを作れるようになりなさい。” は、
「手数打たないとコンペに採用されないから」でも「そのくらい効率化しないと納期に間に合わないから」でもなく、
「自らの分析ができなくなり、自分らしさがわからなくなるから」
これが一番重要な意味なんじゃないかと。
なので、この2時間作曲を通して毎日の作曲でも2時間で作ることを意識して、さっきまとめた自分のルーティーンをより確実なものにしていこうと思います。
最後に
今回『深夜の2時間DTM』を通して、今まで自分と向き合って分析し続けても答えがなかなか定まらなかったのは、こういった「質の良い経験」が足りなかったからだと気づきました。
これに気づくには遅かったかもしれません。
『毎日素振り1000回だけ』と同じことをしてたと思うと情けないと思ってしまいますが、
逆を言うと、『毎日素振り1000回だけ』をしてた人と『全くの初心者』がこれに気づいた時に、成長スピードが早いのは圧倒的に前者だと思うので、
気長に焦ろうと思います。
てか、なんで学校で教えてくれないんだこれ。