金平糖1.0の客入れの音楽でやりたかったことをやってみた話
どうも市川です。
先日、弊社主催オリジナルミュージカル「金平糖1.0」
無事終演いたしました。
達成感も、充実感もありますが、一番は「全員で千秋楽を迎えられた」時世柄これが一番ハードルが高く、達成できただけでとてもラッキーなことのようにも思えます。
そして作品を作るのと同じように関係各所のご協力あってのことだと思います。
本当にありがたい話です。
私は会社のサブチャンネルをやっていて、「金平糖1.0」の制作ドキュメントを作っていたのですが、1幕の曲だけで終わってしまいました。なんせ途中から尋常ではないくらい忙しくて。。
ただ記録としての意味合いが大きいので、2幕以降のこともこれから作っていこうと思います。
今回は本編とは関係のない客入れ音楽の話。
多分業界用語なんだと思いますがまあまあ口の悪い言葉ですよね。
読んで字のごとく開場時にかけておく音楽のことです。
既製品の音楽をかけるのも、無音でもまあいいのですが、私の感覚としてはなんだかなあという感じなので時間がある時は作るようにしています。
開場は30分前で開演は押すこともあるので大体50分くらいのトラックになるのですが50分の曲を開場のためだけに作るのはとても骨が折れるのである程度はループにしています、しかし開演時間が近づくにつれ会場内には人が多くなり、体感的に音が小さく感じ始めるので一定時間が経過するごとに楽器が増えたり、長いフェードインで入るパートを作ったりして、全体を長いクレッシェンドになるような設計にはしています。音楽版アハ体験みたいな感じです。
でやりたかったことというのが、私の好きなアーティストでYanniというギリシャ人の作曲家がいるのですが、この作家を知ったのは東京ディズニーシーに行った時のこと、
今は無き「ファンタズミック!」の公演前何分前からか明らかにそれまでとはジャンルの違う音楽が流れていたのでiPhoneに聞かせて楽曲の情報を突き止めたのがこのYanniの楽曲だったのです。
多分もう10年ほど前だったとは思うのですが、ショーの本編のクオリティもさることながら、その本編を煽るクオリティの高い開演前の音楽に当時の私はとても高揚感を覚えたのです。こういう音楽いつか作りたいなあと漠然と思ったのかもしれません。
ちなみに現地調査しなくてもWikipediaに載ってるんですけどね。
Path On Water
Point of Origin
Running Time
You Only Live Once
東京ディズニーシーで使われていたのはこの4曲だそうです。
今回の作品で開場時の音楽は正直「Yanniチャンスだな!」とずっと思っていました。氏の音楽は展開が派手なものも多く、今回はループをさせるという都合上そう言った部分は模倣できませんでしたがかなり参考にして作りました。
シンセサイザーは全く専門ではないのでプリセットをたくさん聞いて良さげなものを重ねたり、、この作品最初のイースターエッグも仕込んだり、、本編に関係ないからこそ時間のある範囲で結構遊べました。
とても楽しかった。というお話でした。
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