ヤバTと出会うために生まれてきた
2/19🎸
配達の時間指定をしていた「彼女」が午前中に届いた。
突然ですが彼女ができたのでこれを読んでいるみんなに紹介しようと思います。
彼女の「コハク」ちゃんです。
数日前にネットで買った中古のエレキギターが届いたのだ。
ギターは全然分からないので運営の中山さんに相談して決めた。
ギター分からなすぎて信号機を揃えようとしてしまったことがある。
信号機を揃える記事
彼女との同棲生活がスタートした。
弦がなくてすぐに弾けなかったけど弦とピックが揃ったらイチャイチャする予定だ。
数年前にエレキギターを買って挫折した経験がある。今の彼女とは別れないように努力したい。
コハクちゃんは対面してみると思ったよりもいかつい感じの女の子だった。
ピアスがバチバチに開いているし未成年の頃からタバコとお酒を嗜んでいたらしい。ベロとおへそにもピアスをしたいんだって。すごい。私はピアスを1個も開けていないし20歳になるまでタバコとお酒には手を出さなかった。
コハクちゃんは私とは正反対だ。
コハクちゃん、クラブに行くのは好きだけど日サロで焼いてる男の人は好きじゃないらしい。
いまいちピンとこなかったけど、なんかわかる気がする。仲良くなれたらいいな。
🎸🎸🎸🎸🎸🎸
この日は雨が降っていて寒かったのだが上着なしの手ぶらで向かった。夜にバンドのライブを控えていたのだ。
ヒートテック着てたけど上着がないとかなり寒い!!上着のありがたさを噛み締めた。
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お昼にキャンちゃんとランチをした。
キャンちゃん、少し遅れたんだけど急いで走ってきてくれて思っていたよりもかなり到着が早くてめちゃくちゃ笑ってしまった。嬉しかったなぁ。
予約していたオシャレなカフェに行ったのだが、オシャレすぎてよく分からなかった。
まず豆が出てきた。
キャンちゃんが「豆が出てくるなんてコメダみたいだね」と言うので笑ってしまった。確かにそうかも。
コメダの豆とは違ってサラダっぽくて美味しかった!オシャレだ〜
薄暗い店内には何個かランプがあって、それもオシャレだった。
私はオムライス、キャンちゃんはハンバーグを頼んだ。
サプライズのデザートプレートと誕生日プレゼントも喜んでもらえた🎂
電話で予約をした時にプレートをお願いしたのだがこういうサプライズをしたのは初めてだった。私自身もされたことがないしどんな流れか分からなかったけど成功して喜んでもらえてよかった😊
キャンちゃんとは無限に話せる。
トークイベントについての話や詐欺の話ができて楽しかった。
後日行われたトークイベントは神回になった。
配信こちら(3月6日23:59まで)
アイドル界どこを探してもキャンちゃんほど似ている人は見つからないだろうなと思う。
トークイベントでキャンちゃんが私のことを「全く同じ個体というより同じポケモンで個体値が違う感じ」と表現してくれて、それが何だか嬉しかった。たくさんのポケモンがいるこの世界で私たちはそっくりで、でも少し違って、一緒にいるとそれがすごく心地いい。
アイドルとかじゃなく人間としてきっとこれから長い付き合いになるんだろうな。もっと早く出会いたかったけど、今出会えてよかったなとも思う。
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夕方に解散してZepp hanedaに向かった。
私の大好きなロックバンド「ヤバイTシャツ屋さん(通称:ヤバT)」のライブがあったのだ。
ヤバTはずっと前から好きだったけど初めて行ったライブがコロナ禍のライブで、声出し禁止にソーシャルディスタンスというバチバチ自粛ライブだった。それから何度か行っているが、指定席ではないスタンディングのライブは今回が初めてだった。
ここでわたしのローチケ使用履歴をお見せしよう。
ロックバンドはヤバTしか分からないしヤバTしか好きじゃない。他のバンドは分からないからフェスにも行かない。
今回は初めての対バンライブだった。
対バン相手はゴールデンボンバーだ。曲は1曲だけ知っている。
電車を間違えて着くのがギリギリになってしまった。
トイレでバンドTシャツに着替えた。着ていた服を腰に巻いて、派手で変なデザインのバンドタオルを首にかけた。
ヤバTは今まで指定席のライブにしか行ったことがなかった。足元に荷物を置いておけたのでコインロッカーは使わなかった。
ライブを見る時にコインロッカーを使ったことがないし、そもそもコインロッカー自体使ったことがあんまりない。
寒さに凍えながら手ぶらで向かうほかなかったのだ。
初めてのスタンディングでのライブはもうすごかった。満員電車よりもギュウギュウで周りの人の体温で身体が熱くなった。前に行けば行くほど人口密度が高くて人が人の上を飛んだりしていた。
もうどんどん前に行こう!絶対あとからもっと前に行ったら良かったって後悔する!と思い頑張って前に行った。
ずっと少し後ろの方にいたけど後半あたりに真ん中くらいに行くことが出来た。何個か柵があって人を分けながら前の方に進んでいった。私の前の柵を越えたら一番ヤバイゾーンって感じだった。
たくさんの人が人の上にダイブしていった。異様な光景だった。普通に生きていたら大勢の人の上に飛び込む人を見ることってない。
大人しくライブを楽しんでいた女性の方が急にリフトに上がってびっくりして口をしばらく開けっ放しにしてしまった。
私も人の上に飛び込んでみたかったけどやめた。あれはプロの仕事だ。下にいる人に足がぶつからないようにしたり上手く着地したり絶対できない。そもそも飛び込むこと自体大変そう。運動神経が良くないと無理だ。
泳げないし逆上がりもでんぐり返しもできない、跳び箱もとべないし自転車に乗れるようになったのは小学4年生の頃だった私にはあまりにも危ないため諦めた。いつか大勢の人の上を泳いでみたい。
まずゴールデンボンバーの出番から始まった。後ろの方にいた上に背が低くてあんまり見えなかったけど、間奏中に何やら面白いことをしたりキモイことをしたりしていた。
ライフを見ているとゴールデンボンバーのファンとヤバTのファンを見分けることができた。手つきが違うのだ。ヤバTのファンはアホみたいに手をあげたり拳を突き上げたりしているのに対して、ゴールデンボンバーのファンは両手でハートを作ったり花を咲かせたりしていた。ヤバTのファンはそんな繊細なことはできないためすぐに分かった。これがヴィジュアル系の世界か……
ヤバTのライブ、楽しすぎて泣いてしまった……いつも楽しすぎて泣いてしまう。「うわぁ、楽しいよぉ😭」って涙が溢れてくるのだ。人は楽しすぎて泣くことがあるんだってこともバンドのライブの楽しさも音楽の自由さも全部ヤバTが教えてくれた。
レアな曲や今まであまりやったことがない曲もやってくれて大満足のセトリだった。
楽しかった(泣)
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楽しすぎてテンションが高くなり興奮が収まらず、でもどうしたらいいかも分からずなんとなく帰りたくなくて外食した。
数年前にTSUTAYAで流れていた曲を聴いてからずっとヤバTが好きだ。TSUTAYAではアルバムの宣伝が流れていて、家に帰って歌詞で検索してヤバTを知りその後すぐにネットでアルバムを購入したのを覚えている。
ヤバTを聴いた時「やっと出会えた」と思った。誰かの曲を聴いてそんな風に思ったのは初めてだった。それにTSUTAYAの店内放送で出会ったのも初めてだった。運命としか言いようがないと思う。遅かれ早かれ好きになっていたはずだ。
私はヤバTに出会って好きになるために生まれてきたし、私の人生を彩るためにヤバTがいてくれる。
これからもずっとヤバTがだぁいすき🐸