BMOで使った緑ポストについて
注意!!!
この記事は某人物を讃える表現が複数含まれています。
ヘブソでございます。
ということで、BMOで使った緑ポストについて諸々語っていきたいと思います。
1.デッキの選択理由
そもそも当時持っていたデッキがMUDと緑ポストしかありませんでした。
で、MUDはコンボには強いがデルバーやコントロール系統には厳しい戦いを強いられており、環境トップメタのアーティファクトデッキである8Castへの対策でメタカードが一定数取られており、それがMUDにもたまに刺さったりすることから今回の使用は見送りました。
緑ポストはコンボには弱いものの、デルバーやデスタク、8Castに対しての勝率は高いのと、相手ターンでも動ける柔軟さの2点から選択しました。
あとは、デルバーの流行によって苦手なコンボが減っているのではという筆者なりの読みもありました。
鏡割りの寓話というアドバンテージカードを得た赤単ストンピィがトップメタに上がってきており、緑ポスト的には非常に不利なマッチアップなのでそこが懸念点ではありましたがそこを含めても緑ポストが良いと判断しました。
ここ最近出てきたデッキだと、8Mulchは大型大会向けではないので大会にはせいぜい1人とか2人か程度だろう、黒単デプスも種がバレているのと緑ポスト的には有利(敵対工作員を除く)なのであまり意識はしていませんでした。
2.デッキリストと簡単な解説
以下の通りです。
筆者のリストで最も特異かと思われる部分を語らせていただきます。
土地について
土地は少なくとも29枚は欲しいです。
29枚といっても母聖樹やマナの出ない土地が実質的にスペル枠となるため、それ以外のポストを含めたマナ源は20枚以上欲しいです。
調整し始めの時は土地が31枚入っていました。
さらに緑のカード、特にしげ樹や忍耐、原始のタイタンといったダブルシンボルのカードを多く搭載している関係で緑マナ源がかなり必要で、そのため伝説の土地であるヤヴィマヤを複数枚投入しました。
そのためスペル枠である土地(ウギンの目等)を序盤から出してもテンポ損しにくくなったので増量したのは正解でした。サンキューhyttさん
モダンやパイオニアでも絶賛大活躍中の土地。苦手どころだったデプスやオムニテルに対抗できる最高のカードです。
緑ポストにおいても、メインから置物or特定の土地に触れられる貴重なカードであり今まで活性の力で対処していたところをこれに置き換えることができるようになりました。
環境的にも苦手なアルーレンや赤単ストンピィが数を増やしており、せめて血染めの月や魔の魅惑を割れるようにと多めに3枚投入しました。メタによっては4枚目も採用を検討してもいいかと思います。
森の枚数は常に5枚+フェッチランドです。それより減らすことはありません。理由は最悪森5枚+適当なマナから原始のタイタンを出せるようにしたいからです。今回は当たっていませんが土地単戦ではポストを延々と並べさせてくれないので森5枚+αでタイタンを出せるように心がけています。
クリーチャーについて
今回失敗した部分でした。
ラガバンがいたときは歩行バリスタは複数積んでもいいとは言いましたが、今の環境的にケツがデカいクリーチャーが多く(帳簿裂きや石鍛冶の神秘家等)機能しづらかったです。ここは歪める嘆きやニッチどころでは空を引き裂くもの、閼螺示でよかったなーというのが反省点。
なにこれ?ってなった人もいるんじゃないでしょうか。実際大会でのテキスト確認率も驚愕の100%でした。
2つの起動能力を持ち、上の能力は2マナと自身タップとバウンスをコストにライブラリー上4枚から土地を出して残りを墓地に置くというものですが、出せる土地は種類を選ばないのが特徴です。
この手のカードって出せる土地は基本土地に限られてることが多いのですが、このカードはなんと種類を選ばないのです。つまり、運上の座も出すことができます。
つまり、このカードが生き残って起動すればほぼ確実に土地を伸ばすことが可能になります。
もう一つの能力も非常に強力で緑緑XXで墓地の伝説でないカードX枚を手札に戻すというものです。
要求マナは多いですがポストとヤヴィマヤを要する緑ポストにとって用意することは容易い。
さらに、上の能力で結構墓地が肥える(エムラが落ちた場合を除く)ので何かと墓地に行きやすいゼニスやタイタンや探検の地図といったカードを回収して手札の差を広げたりすることもできます。
また、稲妻より邪悪な熱気のほうが多く採用されている今の環境でタフネスが3あるのも非常に強力です。最悪壁にもなります。
すごいね、ネオ神河って。
スポイラーをまともに見ておらず母聖樹以外で緑ポストに入りそうないかなーと晴れる屋横浜店の店内注文用PCで見つけたのがきっかけです。
最初は2枚のみ採用していましたが、これまたhyttさんとのやり取りによって4枚に増量し今に至ります。
小テクとして、上の能力のコストは自身を戻すまでなので解決前に忍耐や活性の力のピッチコストに充てられます。
筆者が求めてるものの数倍上をいくカード。
筆者「出るだけで飛行クリーチャーを全員破壊してその数分+1/+1カウンターが乗った上でさらに到達にシングルシンボル!? 4投が板!!!」
閼螺示と違って少ないマナで濁浪も含めクリーチャーを大量破壊できること、さらに+1/+1カウンターが乗るためアタッカーとしても運用できること、到達を持っているのでブロッカーにも回せると至りつくせり。
デルバーだけでなくデスタクやアルーレン、スニークショーといったデッキ相手にも活躍できるためメイン1、サイド3とガッツリ投入しましたが、いざ回してみると6マナはさすがに重く1度出れば十分なため4枚はさすがに多すぎました。
今思えばデルバーチャネラーだけを相手するなら閼螺示でよかったなーというのが正直なところですが、帳簿裂き型も多いと見越してのこのカードのフル採用でした(言い訳)
筆者は当然のように入れていましたが周り見たら誰も投入してなかったのであえてこちらで。
15エムラやウラモグ程ゲームエンドに持ち込みにくく、実際毎試合サイドアウトしてましたが、これを出して定着した日にはほぼすべてゲームが終了していたので個人的にはウラモグよりも勝ってきたカードで思い入れが深いので引き続き投入しました。
BMOの時は、ぶっちゃけかなり活躍しました。デルバーや赤ストンピィ相手に出して「絶対越えられないだろう?」とわからせまくったりコントロール相手でもいつも通り手札と盤面をめちゃくちゃにしていきました。
13/13がデカすぎて濁浪も平然と叩き潰す恐ろしいカードです。
その他スペルについて
そんなに語るところはないと思いますので割愛。
サイドボードについて
このカードは、8Cast用というよりはアーティファクトを使ってスピードを速めたりコンボしてこようとするデッキ(ストームやスニークショーなど)に対するメタとして投入しました。8Castにも刺さりはするのでさすがに入れていましたが。。。
自分の探検の地図やバリスタも封じられてしまうので注意。
主に対デルバー用にサイドにもガッツリ。
これと入れ替わる形でエムラクールたちがサイドアウトされていきました。
前述したとおりサイドに3枚は過剰すぎましたので、今は内2枚を閼螺示に変更しています。
主に対デルバー用で4枚採用しました。ポストがなくても大量にマナが欲しいため。。。
元々は精神壊しの罠が入っていましたが、対コンボ全般を見れるためこちらを投入。活躍はしたがアーティファクトなのでしょっちゅう破壊されて涙目になることも。ここは可変枠ですね。
3枚入れていますが、母聖樹を増量していたため2枚でもよかったかもしれません。ウルザの物語と構築物トークンをまとめてとかチャリスや血染めの月などの妨害置物を一気に割りたいとかしか場面がありませんでした。
とはいえ実質無料で置物を2つ割れるのは強いので枠を割かれながらも使うんじゃないかと思います。
またオムニテルが増えてくるようであればすべてクローサの掌握に変更するのもあり。
サイドインアウトについて
このリストでトップメタとマッチアップする場合は以下のようにサイドボーディングしていました。
まあ有識者から見たらミスってるんでしょうね。
3.おわりに
以上で今回のリストの解説は終わりです。途中デルバーやコントロールにも負けて32入りも逃してしまいましたがなんとか5-4と勝ち越して追われたのは良かったです。
ミスがたくさん発生してしまったので反省して次回以降は上位入賞できるように頑張ります。
最後に、今回のnoteで登場したhyttさんの執筆されているnoteリンクを貼り付けて終わります(どこまでも媚を売るスタイル)。