カジュアル面談って実は…|転職活動奮闘記 Vol.08
カジュアル面談。
WantedlyやGreenに多いイメージですね。
どうやら、2013年頃にWantedlyが「カジュアル面談」というワードを使い、広がっていったそうです。
ということで、今回は「カジュアル面談」についていろいろと書いていきたいと思います。
実は選考だった
転職活動を始めて、最初の頃は知らなかったのですが…
カジュアル面談は、実際は選考
ということを、後から知ることになります。
Wantedlyには、一応「カジュアル面談では求職者に聞いてはNGなこと」というのがあるみたいです。知らんけど。
もちろん、会社によってはお互いの理解を深めるという目的で、選考ではない文字通りのカジュアル面談を行うところもあるでしょう。
しかしほとんどの場合、実際の中身は選考であり面接だそうです。
カジュアル面談のパターン
僕が実際に行ったカジュアル面談の中で、いろんなパターンがありました。
ざっくりと3つのパターンに分けてみると…
前半に会社説明があり、その後に会社についての質問回答をする時間がある。後半では会社側がこちらに質問をする。
会社説明はなく、最初から会社についての質問回答をする時間がある。後半では 1 と同様で、会社側がこちらに質問をする。
ガッツリ面接。転職理由や現職での経歴の深掘り、他者の選考状況などを聞かれる。
会社説明あり
まず、1について。
わりと「カジュアル面談」という言葉からイメージできそうな内容ですね。
前半に、会社のスライドを共有してもらいながら、説明をしてもらいます。
その後こちらから質問があれば、それについて回答をしてもらいます。
ここで「質問は特にありません」というのはさすがに印象が良くないと思うので、事前に質問は準備しておくのが良いかと思いますね。
会社説明なし
次に、2についてです。
最初に会社説明の時間はなく、いきなり
「では、なにか聞きたいことがあればどうぞ。」
という形で始まります。
このパターンの場合は、意外と難しいと感じました。
事前に質問を準備しておかないと、
「えっと……」
となってしまうからです。笑
1の時と同じく、質問がスムーズに出てこないと、
「あれ、この人あんまりうちに興味ないのかな?」
と思われてしまうかと。
ガッツリ面接
最後に、「カジュアル面談」という言葉に油断をしていたら、蓋を開けてみたらガッツリと面接が始まるパターンです。笑
自己紹介に始まり、転職理由・現職の深掘り・他者の選考状況・年収など条件面の確認など、面接で聞かれるようなことが聞かれます。
なので、こちらも準備不足で臨むと、あまり良い結果には繋がらないかと思います。
ちなみに、僕は一度Green経由でカジュアル面談をした際に、向こうの方が3名画面に登場してビビったことがあります。笑
面談後のメッセージ
カジュアル面談終了後に、企業側から来るメッセージにもいくつかパターンがあると思います。
「本日はありがとうございました。選考に進まれる場合は、あらためてご応募いただけると幸いです。」
「本日はありがとうございました。弊社について理解が深まったなら幸いです。本日のお礼とさせてください。」
連絡なし。笑
このメッセージの内容で、なんとなく面談を終えての企業側の印象がわかりますね。笑
企業側の事情
どうやら企業側の事情も関係してきそうです。
人事担当者側には、
「この期間に〇〇人を面談(面接)しなければならない」
というノルマ的なものが存在する場合もあるとか。
そこで、なかなかその数字が厳しい時には、企業側から求職者へ「スカウト」という形でメッセージを送ります。
そして、「カジュアル面談」というワードを使うことで、面談へのハードルを下げるという狙いもあるのかなと。
Wantedlyでは、メッセージのやり取りをするのは企業の人事担当者の方であることが多かったです。
しかし面談を行う方は、いわゆる「部門長」や「リーダー」の方が多かった印象です。
もしかしたら、企業側の面談を担当する方には「カジュアル面談」ということが伝わっていなく、選考としての「面接」という認識というケースも少なくないのかなと考えられます。
軽い気持ちでカジュアル面談を申し込むのは危険
いろいろと書いてきましたが、それらを考慮すると…
ついついカジュアル面談という文字につられて、
「会社について、理解を深めよう〜」
くらいの軽い気持ちで申し込むのはやめた方が良いかと思います。
準備不足で面談をすると、お互いに時間の無駄になってしまいますよね。
僕は転職活動をする中でこのことを知ったので、もう少し早く知りたかったな〜と思います。笑
最後までお読みいただき、ありがとうございました。