【日記】舐め腐っている 23/11/15

職場にいるのはおれ以外ほぼ全員40代半ばで、おれだけ30歳である。
今までのおれはとにかく年上の男性が苦手で、もう本当に全くうまくいかなかった。おれはオジサンを憎み、オジサンもおれを憎んだ。
幼少期から家を出るまで、ことあるごとに母親から言われていた台詞がある。
「あんたは舐め腐ってるからね。」

そう、おれは舐め腐っているのだ。世間を。オジサンを。

もちろんそんな露骨に態度に表したりはしないが、それでも伝わるのだ。それくらい舐め腐っているのだ。たいしたものである。
ところが最近はとても上手くオジサンたちとコミュニケーションを取れているように思う。
おれ自身の成長もないことはないと思うのだが、周りのオジサンたちが安原を1人の大人として尊重してくれていることが要因としては大きいように感じる。ブルーカラーのオジサンたちはいいオジサンたちなのだ。(ホワイトカラーのオジサンたちはゴミでした。経験上ね。)
たまにトラックの中で「うわ!おれオジサンとめっちゃ普通にいい感じで会話してる!!」と嬉しくなってしまう。
さぁ、この先おれがやるべきことは一つ。おれもいつか、いいオジサンになるのだ。

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