DX3rd「にじのくじら:食パン卓」 感想 2020/11/3、4、16、12/14、16、19、2021/1/14

GM:ひいろさん
PL:こや、さらはさん、りよださん、こいじゅみさん、十七夜さん(PL番号順)


お疲れさまでした。3ヶ月7日間を6人で一緒に駆け抜けたのかと思うと、いろいろな感情が一気に揺さぶられてぐわーって情緒にダイレクトアタックしてきます。う、うぅ、みんなで海に行けて本当に良かった。

まずはGMのひいろさんに最大限の感謝を。
ひいろさんがこのシナリオを、この世界観をすごく愛していて、大事にしているのがすごく伝わってきました。シナリオを通してGMからの愛情をここまで注がれたのは初めてです!
すごいなぁと思ったのは、PLのひとりひとりに対してすごく丁寧に、大事に演出してくださったことです。
ひいろさんが「みんながPC1。みんなが主人公」と言うように、全てのPCの裏側、深い部分まで描ききってくださったなぁって気持ちです。

*以下重要なネタバレがあるので現行、未通過✕*

こんな素敵な卓のGMしてたら、みんなが出ていっちゃうの切なくて苦しくなっちゃう気持ちすごいわかります!辛いね~。辛い!
海を作ってくれて、みんなと海で再会させてくれて、本当に、本当に感謝です!どうなるのかずっとドキドキしてましたが、本当にあのEDは宝物ですね!
だからこそ、PLとして大事にしてくださったひいろさんへの感謝とこの卓を通してであったみんなとの思い出は大事に、大事にして次の物語を、世界を紡いでいきますね。
本当にありがとうございます。無限に遊んでいられるくらい楽しい卓でした!

PC①:田中村 浩司(PL:こや)
世界の真実を知ったあたりから、どうしようかと思考が止まりました。このあたりはフセで書いていたことでもありますが。それでも、みんなに導かれて、EDまで連れて行ってもらった気持ちです。
彼がずっと直視できなかったヤギちゃん(自分)を最後に見ることができたのは、唯鈴やみんなのおかげだと思います。この設定はキャラを作ったときからあったので、ちゃんと回収できてよかった!ありがとう!!

あとは、戦闘ですね!私どうしてもDX3rd遊ぶと、ミドル戦闘はかっこよく、クライマックス戦闘は飲まれそうな自分の衝動と戦いながらという演出をしがちなのです。好きなので、許してくれ!あの場面で名前を呼んでくれたみんなが好きだし、あの後の演出とハマったのが個人的に超ツボです。唯鈴、みんな、本当にありがとう!

外に出るための手段をいろいろ考えていましたが、ヴァイスをアンカーにして外に出る、あの突拍子もない思いつきに付き合ってくださったひいろさんには本当に感謝です!ありがとうございました!
きっと浩司は今日も、色彩の勇者としてDX3rd世界を、誰かの心の色を守るために駆け巡っているんだろうなぁと、しみじみ思っています。ありがとうございました。

PC②:田中村 司(PL:さらはさん)
唯鈴ちゃん関係でのばちばちを楽しませていただきましたし、中盤から後半にかけてのペインとのやり取りもすごく好きでした。ライバル関係っていいですね!燃える男、かっこいいなぁ。一貫したヴァイスへの姿勢や、最後に止めを持っていっちゃうところも、かっこよかった!1回目は素手で殴っちゃうところも好きでした!!

月虹町を守っていきていく司の生き方、私は好きです。
あの場所を守っていく、あの場所を必要とする誰かのために。あの場所で司としてあり続ける。司としての未来を選び取る選択をしたこと、すごいなぁと思いますし、それが個人的にすごく嬉しかったです。
浩司に向ける憧れの視線を、最後に「すごい」と豪快に笑い飛ばしたとき、関係の変化というか、司の中で何か吹っ切れたんだなって感じました。
実は、最後に浩司の外に出たいって気持ちを後押ししてくれたのは、司だったなぁと思います。浩司の弟は司だけだし、妹は唯鈴だけです。帰る場所で、戦友で、家族で、仲間で、宝物で、友人で……。司に対しての関係の言葉って多すぎて、表現しきれないくらい。
「サヨナラも、またねも、バイバイも言わない」って言ったときに「行ってらっしゃい」って返してくれたのが本当に嬉しかったです。実は、あの時、何にも考えてなかったのですよ。本当に……!!
最後にわがまままで、シンドローム受け取ってもらえて、本当に感謝しかありません!町に残っていく司にだけ、唯一の弟にだけに託した、浩司の心の一部です。本当にありがとうございました!

PC③:花乃森 真朱(PL:りよださん)
フランシスとのやり取りが本当に綺麗で、儚くて……。物語の前半から中盤にかけて、真朱ちゃんというキャラクターの描かれ方が本当に美しくて。ひいろさんとりよださんの二人で物語を作っているなぁと羨ましい気持ちでした!特に、桜の木にイージーエフェクトで光を灯すシーンが本当に綺麗で美しかったです。映像で浮かんだ!たくさん絵や花をもらって、ひとつひとつにお礼を言っていた真朱ちゃん。
だからこそ、EDでそれを見つけて胸ポケットに仕舞う真朱ちゃんに、思わず「真朱ちゃんだ!」と安心しましたし、嬉しくなりました。そこにいたのは、紛れもない優しくて、綺麗で、どこか寂しそうな真朱ちゃんだった!

地獄に友情出演させていただき、本当に感謝しかありません。あの場所から連れ出したくてしょうがなかったー!許してー!
時々、ひとりで頑張り過ぎちゃう彼女の深層には、きっとあの日々が積み重なっているんだなって思うと、もう切なくて……。

最初のやり取りと最後のやり取りで、関係の立ち位置が入れ替わる演出が見事にハマった二人だったなって改めて思いましたし、意図せずそのような形に落ち着いたので本当にドキドキでした!
真朱と浩司はそれでも恋愛感情じゃなくて、強い仲間意識なんだろうなぁってしみじみ思いますし、あの場所から連れ出した以上、一緒に色彩の勇者として背中を預けあって生きていくんだろうなぁって思っています!ありがとうございました!

PC④:紫藤 廻(PL:小泉さん)
千鳥ちゃんとのやり取りすごく好きでした。
シンデレラという題材とキャラクターが本当にハマっていて。
「お姫様でいたいけど、いつまでもお姫様ではいられない」って自分と向き合っていくのが、切なくて。でも、「お姫様だった頃の自分」はいないくならない。過去はなくならないって言い切れる強さがかっこよくて。一番力をもらいました。そうだね。無くならない。月虹町でみんなと過ごした日々だって無くならない!可愛くて、かっこいい、お姫様で王子様です!

実は食パン卓の命名者でしたし、妖精さんとのやり取りも本当に印象的でした。時々出るおっさんじみた男の子の側面とか、きゃるるんなあざとい一面とか。キャラクターを楽しんでいるなってすごく伝わってきました。
重くなりがちな場面で、緩衝材としていてくれていたなってすごく感じます。ブランコとか、足開いて座っちゃうところとかね。

司とのやり取りも個人的に大好きでした。お互い対等で、ライバルで、友達で、二人で肩を並べあって前に立っているのを浩司はずっと見てきたんだよなって思うと本当に感無量な気持ちでした。
自分から、見つけてもらえるように働きかけることのできる廻がかっこいいですし、だからこそ、廻なら大丈夫って気持ちでした。
魔法が解けたって、廻の魅力は無くなるどころか、さらに新しい魅力となる、新しい魔法を今度は自分の手でみんなにかけてあげる存在になる。そんな廻がかっこよくて本当に大好きです!ありがとうございました!

PC⑤:銀鏡 光歩(PL:十七夜さん)
すっごい楽しかったー!光歩めっちゃ遠慮なく田中村の兄弟関係の中にグイグイ入ってくるやん。刺さってくるやんって気持ちでした。本当に楽しかった。
バッチバチなのも、気を使い合うようなところも、茶化し合うようなところも全部日常でした。光歩と浩司の日常でした!この二人は間に唯鈴が入って初めて取り持つ間柄だなって。
唯鈴がいないと会話すら発生しないのでは……?そんなこと、ないよね!!ないよね!!!

慈論先生との会話の中で得た光歩の答え、考えをね、たくさん、たーくさん浩司にくれたと思っています。一番裏側を見せてもらいましたし、一番心を砕いてもらったなって気持ちです。ロイスの感情の見せ方がもう好き。上級者、上級者怖い!好き!しんどい……!うーん、悔しい!!

いつも、いつだって話を引っ張ってくれたり、意見を一番に出してくれたりしてくれたの、実は一番年下の光歩だったんですよ。知ってた?
迷ってしまうみんなの心や気持ちを、「自分はこうしたい」「自分はこうする」って揺るがず言える光歩がかっこよくて。そこに戻るのは辛いけど、彼女のために戻る、彼女と生きるって言えてしまう強さにやっぱり憧れますね。

あざとさとかっこよさと、後悔しないって、憧れって素直に言える強さ。もう胸が一杯で詰まってます。苦しいー。
彼女は絶対に幸せにしてくださいよ?そして、幸せになる君たちを守らせてください!
あー、もういいところ全部持っていったから!!言葉が出ません。ありがとう、大好き!!!

唯鈴

浩司と司の妹で、みんなを助けてくれた人で、居場所を与えてくれた人で、恩人で、可愛い妹で、大事な人。浩司の家族。
18歳の本来の唯鈴も、小学5年生の唯鈴もどちらも、大事な、大事な人です。
物語の中心で、彼女を中心に進むこの物語が、みんなの帰りを待つ背中が切なくて。待たせていることが心苦しくて。でも、待っていてくれるって言ってくれる彼女が優しくて。彼女の優しい世界が綺麗で、楽しくて、本当に大好きです。
彼女の物語の中にお邪魔させてもらえて本当に感謝です。宝石のようなきらきらとした時間をくれて、みんなと出会うきっかけをくれて、本当にありがとう。ありがとう。
彼女の世界がずっとずーっと愛されて、大事にされて、これからもずーっと続いていきますように。

本当に、本当に、ありがとうございました!

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