マギロギ「かくれおに」感想 2021/8/28、29
GM:UGEさん
PL:六彦さん、みいろさん、さらはさん、こや(アンカー順)
夏のホラーシナリオ……マギロギでのホラー、どんな感じなのか怖々と遊ばせていただきました。
事前にGMのUGEさんからいただいた事前情報のおかげで、卓前から雰囲気がつかめたり、分科会の顔合わせがスムーズに進みました。
また、マスターシーンが本当に怖くて!演出に迫力がある!!!!
シナリオの真相を知ってからは、「なるほど……?!」と思いましたが、それでも怖い!
UGEさんのNPCも、淡々とRPされる場面があったりして、何を考えているか分からないからこそ、本当に怖かったです!
雰囲気のあるマギロギホラーでした!ありがとうございました!
*以下、ネタバレあり*
PC1:ジュダス(PL:六彦さん)
処刑台の椅子という面白い外典ちゃん。淡々としているようで、時々見せる仕草や表現がすごく可愛らしかったです。
椅子という表現を多種多様に使って、自分の心情や会話をするところにキャラクターが立っていて面白いなぁと思いました。
また、木瀬のことを気遣いながら終始、彼に寄り添っていた姿が印象的でした。
木瀬と一緒に話をしていたシーンで、素直に心配をした、とか役に立ちたい、といった優しい心情が外典らしくない一面っぽくて。それがまた、ジュダスちゃんのキャラクター生を浮き立たせていたなぁと思いました。また、木瀬に言った「彼の手に触れられたい」って言葉が、外典ならではの表現だなぁって思いました。素敵ですね!
最後の場面で、絲杉ちゃんの望みをそのまま叶えるのか、魔法使いとしての生を歩ませるのか、という命題に最後まで悩んでいたのはジュダスちゃんだったな、という印象を抱いています。
大切な人に置いていかれたジュダスちゃんだからこそ、周りの人が絲杉ちゃんが死んでしまったときのことを考えていたなぁと思っています。一番、人に寄り添ったキャラクターだったな、と思っています。優しいな~。とっても良い子でした!ありがとうございました。
PC2:鋳鎚屋 太助(PL:みいろさん)
みいろさんの随所随所でのフォロー力により、魔法戦や戦果の剥ぎ取り、管理などスムーズに進みました!魔素のやりとりなども、本当にありがとうございます。
分科会の顔合わせで、猟鬼としての人を寄せ付けない一面におぉ、ギスギスRP……すごいな!と思いました。私自身があまりギスギスしたRPが上手くできないので、できる方に感服してしまいます!
みいろさんが鋳鎚屋さんのフォローをしているのが、なんだか微笑ましかったです。
一番、人を寄せ付けないキャラクターなのに、お守り貰ったり、断章から攻撃を受けたり……!なんだかすごく狙われているような、逆に言うなら彼女から縋られているようなそんな印象を受けました。
手番の回るタイミングも運命的でしたね……。まさかのお守り袋から断章が出てきちゃうところとか……!
絲杉ちゃんとのお話の場面で、自分の過去を話をするシーン。鋳鎚屋さんはあのお話をみんなの前でするの、本当はすごく怖かった、辛かったのではないかな……という印象を受けました。彼のキャラクターとして、そういうことを言わない印象を前半で受けていたので、過去の話を自分からした、ということに少なからず衝撃を受けました。彼女には自分の辛かったことを打ち明けて、だからこそ彼女の心が動いたのではないかなと思います。かっこよかった!しびれました!本当にありがとうございました!
PC3:いろは(PL:さらはさん)
眠そうな男の子。防御型だったので、魔素がたまるのが早かったですね!溢れてた!
先生と慕う精霊の羊ちゃんも可愛かったです。
この分科会の、元気の源(?)いろは君がいなかったら歌の分野での判定に苦労していたかもしれません。
なんだか、まだ学生なのに、こんな濃いメンバーの分科会に入れられてちょっと可愛そうだな……っと思ってしまいましたが、いろは君の持ち前の陽気さは分科会での癒やしでした。
種田君とのやりとりが、年頃の男の子同士の年相応なやりとりって感じで、新鮮でしたね。分科会メンバー同士だとなかなかできない場面なので、新鮮でした。ホラーにおける日常シーンって感じでしたね~。
夜の女の子の部屋に入っていけないとか、怪しい飲み物(+食べ物)を口にできない、とか感覚が一般人っぽくて可愛かったです!
絲杉ちゃんとも直接関わりもないし、アンカーの種田君も断章に憑依されていたけれど、それだけ……。なかなかモチベーションを保つのが大変だったと思います。
でも、契約をうまくUGEさんが利用して、シナリオに最後まで関わるようにモチベーションを引っ張っていたなという印象を受けました。そして、彼女の決断を最後まで見届けたいろはくんも凄いなと思います!男の子だな~!最後のお見舞いシーンも癒やされました!ありがとうございました!
PC4:銀朱(PL:こや)
一歩離れたところから、にこにこと分科会(主にジュダスちゃんといろはくん)を見ている感じでした。(見守っている、ではなく)男子と女子のスイッチをやってみたかったのですが、卓内で上手く演出できたのは良かったです。
何を考えているのか分からない感じは十分に演出できたのではないかな、と思います。あまり、愚者たちに感情移入するタイプではなく、だからといって突き放すタイプでもなく。成り行きを見守っていたな、と思いました。
絲杉ちゃんの望みについてですが、銀朱が引き出した彼女の思いは、「人としての尊厳を優先させたい」という思いでした。だからこそ、そういう意味で、彼は彼女に寄り添う気でいました。吸血鬼であり、計画にどちらでもないからこそ、そのどちらの考えも否定しない。残されるものの気持ちより、自分の思いを優先させるのなら、それもまたありなのだろうと。
導き手というより、それぞれのつらさや思いを引き出してあげる役目だったのかな、と思いました。これはこれで、楽しかったですし縁の下の力持ち、的な感じがしてその役目を全うできた私は十分満足です。
ありがとうございました!