すれ違いのきっかけを掴んだような気がする話

昨日、婚約者と2人で夜更かししていて、

彼が、床で眠り込んでしまって。

お布団敷きたいからどいて、
そこにいると邪魔になっちゃうよ、

(強めの言葉で言わないと、
彼は反応しないでそのまま寝てしまう。
お酒飲んでたし、
私は床で寝てもいいけど彼は腰痛持ち)

と言ったら、
むくりと起き上がり、

俺が悪いの…？

と、言ってきた。

1時間弱寝ていたから寝起きだったんだろうし、寝ぼけてもいたんだろうけど、

いやいや、誰が悪いとか、
そういうことじゃないから…

床で寝たっていいけど、
明日腰が痛い〜って言うのは
君なんだから…

話してないで、
転がってでもいいから、
そこをどいて…

と思った。

一緒に暮らして、

初めて、

話し合いを諦めた瞬間だった。

すれ違い、っていうのは、

こういうことの積み重ねから、
起こるんじゃないかなぁ、と思った。

話し合いや、コミュニケーションって、

時間と気力の上に、成り立つ。

これきっと、
子どもができたりしたら、

毎回、成果のあるコミュニケーションをしてくのって、
物理的に無理な瞬間が出てくると、
思うんだ。

そうなった時に、
どうなるかは…

それこそ、やってみないとわからないな、と思うのでした。

#エッセイ