2022年3月の記事一覧
コボちゃんは「さびしくないよ」と呟いた
3月27日の読売新聞1面コラム『編集手帳』にコボちゃんの心温まるエピソードが紹介されていました。
澄んだ空にぷかぷか浮かぶ二つの風船。転んだ女の子の手から風船が飛んでいってしまうんですが、女の子の涙顔を見たコボちゃんは、自分の風船も空に放って「さびしくないよ」と呟いたっていう話。
優しさってこういうことなんやと思う。自分がこれと同じことをできるかといえばおそらくできないだろうから余計にカ
むしろ35%もあったんや!という話
3月24日の朝日新聞に「批判される『権力批判』」という特集記事がありました。若者政策研究者の両角達平さんが記事のなかで書いていましたが、国立青少年教育振興機構で昨年、日本アメリカ中国韓国の高校生を対象に意識調査したところ、日本は「私個人の力では政府の決定に影響を与えられない」と答えた割合が最も高く、「私の参加により、変えてほしい社会現象が少し変えられるかもしれない」と考える人はアメリカ中国韓国の
もっとみる歯切れがいいからって信用できるとは限らないんやで
3月20日の読売新聞に東京大学特任准教授の内田麻理香さんが寄稿していました。それによると、専門家は科学に誠実であろうとすると、確実に近いレベルだと思っていても「100%大丈夫」とは断言できないため「現段階では高い確率で起こるデータは得られていない」といった言い方になってしまうそうです。それを私は誠実だと思うんですが、人によっては「歯切れが悪い」と感じてもやもやした気持ちになるんだそうです。近頃、
もっとみる遊びほうけると遊ぶはちがう
金曜日の京都新聞の『ソフィア京都新聞文化会議』が好きで毎週楽しみにしています。毎週様々な業界の著名人が専門分野に関するあれやこれやを執筆していて、今週は桜守の佐野藤右衛門さんでした。佐野さんはアイヌ文化が好きで「自然に対する態度がすばらしい。狩猟は必要なだけ。使ったものは土に返す。自然への感謝の気持ちは、木の扱いに通じると思う」ということです。むしり取れるものはむしり取る、とか、金こそが全て、と
もっとみる山形の農業青年トシオの言葉
新聞コラムを読むことを趣味にしております。本日の読売新聞『編集手帳』はジブリ映画『おもひでぽろぽろ』のあるセリフを取り上げていました。山形の農業青年トシオの言葉です。「大変、大変って言うけれど、一生懸命やってる仕事なら大変でない仕事なんてないでしょ?」
私は映画を見ていないので今日の『編集手帳』の情報しかないんですが、トシオさんはサラリーマンから有機栽培農家に転じてやりがいを見つけたそうです
新外国人メタバース選手
今日の京都新聞1面のコラム『凡語』にメタバースのことが書かれていました。何も知らなければ日本ハムの新外国人選手の名前だと言われても信じてしまいそうです。と、そんな書き方をするほどメタバースのこともよく知りません。そういうのがあるということを知っているくらいです。この程度で知ったふりをしていることって他にもたくさんあるんだと思います。
昔、何を知ったかぶりしたかも忘れましたが、知ったかぶりをし
私中心のものの見方を消したとき
書くことが好きな私ですが毎日1200字の文章を書くのはなかなか大変だと感じることもありまして今まさにすごく「めんどくさい」と感じています。じゃあ書かなきゃいいじゃんと我ながら思うのですがこれは筋トレを趣味にしてる人が一日サボると気持ち悪いのとたぶん同じでなんとなく気持ち悪いんですよね。だからめんどくさくても書く。とにかく書く。そういう時は今日出合った言葉たちをメモするのです。一から文章捻り出すよ
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