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挑戦と応援が循環するコミュニティ

長文ですがぜひお付き合いください!

昨日、僕が主宰しているグローバルコミュニティで、風間くんという学生さんを応援するzoomイベントを開催しました。

彼は、陸上選手として競技に打ち込む中でHuman Biology(人類生物学)を学んで社会に貢献したいという夢を持ち、アメリカの難関UC Sandiegoを受験して見事合格を勝ち取ったものの、学費高騰と円安により学費の捻出ができずにクラウドファンディングで支援を募っていました。

それをたまたまSNSで拝見したのがきっかけで僕からお声がけしました。今年まさに海外大学受験に挑む長男と重なって他人事とは思えなかったというのもありますが、聞けば長期の海外経験も特段の英語バックグラウンドもない中で、中学時代に米国留学を志し、必死に英語を勉強して米国トップ大学から合格をもらうところまできたとのこと。

実際に息子を見ていて感じますが、米国の大学受験は、高校3年間を通じて学校の成績(GPA)を維持した上で、英語試験(TOEFLなど)、SAT、AP、数多くの課外活動をこなしていく本当に過酷な道のりです。それを帰国子女でない中で、スポーツと両立させながら成し遂げた努力は想像するに余りあります。

そして金銭的ハードルを理由にあきらめることなく、実名・顔出しでSNSで支援を募る。なかなかできることではないと思います。このような強い目的意識とバイタリティを持った若者にこそ、海外で挑戦してほしい!そう強く共感するに至り、今回のコミュニティ向けイベント開催となりました。

以下は、イベント最後の風間くんからのメッセージです。

「まだ目標金額には到達していませんが、既に200万円ものご支援をいただきました。このような形で声をあげるのはとても勇気がいることでしたが、本当にたくさんの方に応援していただき、自分が人の優しさ、温かさに包まれていることを実感しています。必ずアメリカに渡り、夢に向かって必死に勉強して、将来は世の中の役に立ってご恩を返したいと思います」

2年半前にグローバルコミュニティを立ち上げたときに、「世代と国境を越えて挑戦と応援が循環する場」という理念を掲げました。海外で挑戦したいと願う人をすでにそうした挑戦を果たしたメンバーが応援し、そのバトンが pay it forward の精神で次世代に繋がれていく。

まさに自分が目指すコミュニティの理想形であり、今回そのような機会を作れたようであれば本当に主宰者冥利に尽きます。ひとつひとつは小さなムーブメントですが、当事者にとっては一生を左右するような出来事になるはず。今後もそうした善意の循環を生み出していきたいと思っています。

(僕ではなく風間くんに!)少しでも共感していただけた方は、ぜひ以下のリンクからご支援をお願いいたします。

https://for-good.net/project/1000734

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