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【イエローナイフ①】−30℃の極寒地にいってみた|2024.12.9.

こんにちは!コウです。
またしても乗り継ぎのため Calgary で暇をしているので、今回行ってきた旅の記事を早速書こうと思います。

記念すべき旅行記第一弾は、イエローナイフです!「タウン編」と「アクティビティ編」の 2 つの記事に分けて書いて行きます。


旅行の概要

  • 時期:2024/12/6〜12/9 の 3泊4日 (※本記事の情報は全てこの日付時点のものです)

  • 滞在先:ツアー会社所有の BnB

  • メイン目的:オーロラ鑑賞、スノーアクティビティ

  • 予算:約 15 万円 (※ビクトリアからの場合)

    • 飛行機 (Trip.com、carry on・check in 荷物なし):C$546

    • 宿泊費+オーロラツアー 3泊分・3名:C$441 / 人

    • 防寒服レンタル 3泊分:C$90

    • アクティビティ:C$220

    • その他雑費:C$120


イエローナイフのあれこれ

場所

カナダの Northwest Territories (ノースウェスト準州) にあります。カナダのなかでは少し内陸め、北緯62度という緯度はアラスカ並みの場所です。日本の最北端がせいぜい北緯45.5度らしいので、いかに高緯度地帯にあるか明らかです。

Google Earth より。


気候

冬は超寒くて夏は比較的暖かい、いわゆる冷帯。北緯62度から、寒さはいうまでもない…。滞在期間中 (12月上旬) の気温は -24℃〜-7℃と 1 日の間でも変化が大きかったです。

ソース:https://weather-and-climate.com/

ちなみに滞在期間中の日没はだいたい 15 時すぎ、日の出は 10 時ごろと、日照時間もめちゃ短いです。夏は逆に夜遅くまで明るいそう。極夜と白夜ですね、感覚が狂いそう・・・。

高緯度なので日中も太陽が低い位置に。

服装

今回の旅行のキーは間違いなく「服装」。どうやったら -30℃ のなか生きていけるのか。結論からいうと、防寒服一式をレンタルしてインナーを最低限しっかり着込めば余裕で生きていけます。

僕の服装はこんな感じでした。☆がレンタルです。

  • 上:メリノウールのベースレイヤー→薄手の長袖シャツ→ Roots のフリース (+ MEC の薄手のレイヤー) → ☆Canada Goose のダウン

  • 下:メリノウールのベースレイヤー→ナイロン防寒パンツ→☆レンタルのズボン (スキー用ズボンみたいな)

  • その他:ニット帽、ネックウォーマー、防水手袋、靴下2枚履き、☆レンタルブーツ or 自前の Columbia の防水ウィンターブーツ

    • ブーツは自前のでもかなり暖かかったですが、長さ的に雪が侵入して中から冷えたので基本レンタルブーツで過ごしました。

レンタル一式:https://www.northernlightstours.co/ より

これで体全体が冷えることは基本なかったです。ただ、長時間外にいると防寒していても手足の指先が冷えるのと、顔や耳は -20℃ くらいになると痛いくらい冷えるので注意が必要です。とにかく重ね着が大事だと思うので、短期の旅行ならわざわざ高級なブランド品のダウンを買う必要はなく潔くレンタルするのがお得です。


交通事情

バスやタクシーがありますが、バスに関しては運休日があるので注意。主要観光地間は頑張れば徒歩圏内で移動できるので、宿をダウンタウン付近に取れば不便はないです。アクティビティ系は基本ツアーなので、主要ホテルはだいたい送迎があります。


注意事項

治安は良い方だと思いますが、やはり夜は怖い人もちらほら (どこも同じですが)。あと一番言いたいのは、「店の営業時間はあてにしないで」です。Google Map はおろか、店の看板の営業時間すら関係なしに閉店していることが多々あったので要注意!有名レストランなども含め、特に日曜日は休業の店が多いです。不安であれば電話するのが一番。


ざっくり行程

参考までに各日程に行った場所をまとめました。キッチン付きの宿だったので節約のため、自炊もしました。

  • 1日目:フライト → タウン観光 → ディナー (外食) → オーロラツアー

  • 2日目:Ice Fishing ツアー → ディナー (自炊) → オーロラツアー

  • 3日目:犬ぞりツアー → 博物館訪問 → ディナー (外食) → オーロラツアー

  • 4日目:州議事堂訪問 → ブランチ (外食) → フライト


タウンの主要観光地

Yellowknife Visitor Centre

ここでは「北緯60℃」を越えた証明書が無料でもらえるほか、先住民 (First Nations) 関連の展示物などが見られます。

他にも似たような場所があったり、場所は合っているのに Google Map の写真が違っていたりするので要注意です。

いろんなスタンプを押させてくれた


Northwest Territories Legislative Assembly

Northwest Territories の州議事堂 (入場無料) です。公式で無料のツアーをやっているので、時間が合えばぜひ参加してみてください。実際に会議が行われている場所にも入れます。

メインの会議場。中央のシロクマが何を表すかはぜひ現地で聞いてみてください。


Prince of Wales Northern Heritage Centre

イエローナイフにある博物館 (入場無料) です。ローカルな展示にとどまらず、First Nations の生活を軸にカナダ北部の自然や歴史を詳しく説明した展示がたくさんあります。目玉は「世界最古の石」…?

動物の展示もかなりリアル


まとめ

今回はイエローナイフ旅行の概要と、タウンの主要観光地を紹介しました!「オーロラ以外何があるの?」と思っていた方も多いと思いますが、行ってみたら時間がないくらい見どころたくさんでした。

他にもオールドタウンなど有名観光地があるのですが、今回は時間の都合上残念ながら叶わず…。オーロラツアーが深夜まであるので、朝起きれず午前中の活動ができなかった (泣)

そんなイエローナイフ旅行ですが、気になるアクティビティやオーロラツアーについては次の記事で!オーロラの行方はいかに!?

ではまた!

くっきりとした雪の結晶。気温が低いからだそう。




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