マンションには死んでも住まないと決めた理由
私は18歳で東京の大学に進学をしたため一人暮らしを始めた。
生まれてからずっと戸建てにしか住んだことが無い私が、18歳からマンションに住むことになった。
大学4年間(18歳~22歳)は、レディースマンションに住みました。
ここは管理人さんご夫婦が常駐していて快適でした。
住民は、近隣の女子学生が多かったです。中大、東京薬科、帝京大学の女性たちが多く、常識のある人が多かったと思います。
その後、IT関係の会社に就職したため練馬区にあるマンションへ引っ越した。
犬がフローリングを歩き回る音に悩まされる
最初私が引っ越した時には隣は空き家でした。静かに暮らしていた。しかし途中でディンクス夫婦が引っ越してきたようです。
挨拶は特にありませんでした。
ここでは、隣のディンクス夫婦が不動産屋に内緒で犬を飼いました。
一度階段で出会った際には、犬を隠して散歩に出かけていました。
フローリングを犬が走り回る音がとにかくうるさかったです。
あまりにうるさいので、不動産屋に電話をしました。不動産屋は、住民が引っ越す際にフローリングなどの修繕でお金をもらうということで住民を追い出すことはありませんでした。
土日に簿記の勉強をしようとしても、犬がフローリングを走り回る音がうるさくて当時通っていた大原簿記学校の自習室で勉強していました。
深夜、天井にボールをぶつけて遊ぶ子供
その後、結婚して新築のライオンズマンションに住みました。
このライオンズマンションは等価交換の物件で半分は分譲、半分は私たちのように賃貸の住民が住んでいました。
我が家は601号室で最上階の角部屋です。本来は静かなはずですが深夜に物音がします。どこから音が聞こえるのだろうと不思議に思っていたら階下から聞こえてきました。
深夜、天井にボールをぶつけて子供が遊んでいたんですね。
最上階の角部屋なのに、階下でボールを天井にぶつけられてはうるさくて静かに寝ることもできません。
あまりにうるさいので一度階下(501号室)の住民に注意に行きました。
すると小さい子供を連れた母親は逆ギレです。
「うるさいのなら、あなたが出ていけば。私はライオンズマンションを購入する際に営業マンから音は聞こえないと確認をして買った」
と言います。
深夜に子供がボールを天井にぶつけて遊ぶこと自体非常識な行動だと思います。しかし、分譲マンションを購入したこの主婦は謝ることはありませんでしたし、その後も深夜に子供を遊ばせました。
ちなみに601号室の私がうるさいのだから、401号室の住民はもっとうるさいのではないかと一度確認に出かけました。
401号室の主婦は、「お宅以上に私たちはうるさい。困っている。しかし私はマンションを購入したので、上の階の住民ともめたくない。だから、我慢している」との回答でした。
ライオンズマンションには、音について確認をしました。営業マンがマンションを販売する際に音は近隣に聞こえないと言って販売したことを確認しました。ライオンズマンション側は、音が聞こえないといって販売することに関して謝罪されました。
朝から下手なピアノを弾く子供
その後、私たち夫婦は新築の賃貸マンションに引っ越しました。
ここは、楽器禁止のマンションでした。
しかし、朝9時ごろ隣の子供のいる住民の部屋からピアノの演奏音が聞こえてきます。
私は当時片道1時間30分の通勤を週3日していました。
仕事と通勤のストレスで心身共に疲れ、休みの日はお昼近くまで横になりたかったのです。しかし朝から子供の下手なピアノの音でゆっくりベッドで寝ることもできませんでした。
不動産屋に電話をして注意をしてもらいましたが、隣人は引っ越すまで子供にピアノを弾かせ続けました。
私は、人よりも耳がいいようです。夫には聞こえない音でも私は聞こえます。小さい声で相手はしゃべっているつもりでも、私の耳にはすべて聞こえてきます。そんな私はもうこれ以上マンションには住み続けることができないと判断しました。これが私が注文住宅を建てようと決めた理由です。
そして結婚して9年目に気密性の良い音を遮断してくれる注文住宅を建てました。我が家の建てた北欧住宅は、気密性が良く防音にも優れています。
今は音に関しては問題なく快適に過ごしています。
私は死んでもマンションには住みたくないと今でも心から思っています。