ゴミ当番をスルーする人の思考について
社会の一員として生きていくためには、いろいろなルールが存在する。
戸建てに住めば、ゴミ当番なるものがある。
1週間ごとにゴミ当番を持ち回りで行っている。
もしその週に都合がつかない場合は、両隣の住民に声をかけて代わってもらう。そのようにして、ゴミ当番を住民全体で行っている。
ゴミ当番をスルーする夫婦
しかし、子供のいる若い夫婦は、自分のゴミ当番の週に車で旅行に出かけた。そしてゴミ当番のネットを隣に勝手に置き、自分のゴミ当番をスルーしてしまう。
10世帯あるので、10週間後に我が家はゴミ当番がまわってくる。
A型の夫は、カレンダーに我が家のゴミ当番の週を記入している。
我が家は、ゴミ当番の週は外して海外旅行や国内旅行の日程を決めている。
しかし、カレンダーに我が家の当番の週を記入しているのだが、1週間早くゴミ当番がときどき回ってくる。
夫が10週を数え間違えたのではないかと最初は思った。
しかしそうではない。
こんなことが数回繰り返されたため、夫婦でゴミ当番の日を観察していた。
今、4軒隣がゴミ当番しているね。
夫婦で確認していた。
そしてまたまた1週早くゴミ当番の週がやってきた。
子供のいる若い夫婦は悪びれもなく、隣近所に当番をかわってもらうこともなくスルーしていた。
ゴミネットを勝手に隣の住民の敷地内に置いて出かけてしまうのだ。
車が1週間なかった。旅行にでも出かけたのだろう。
人間、突然の不幸などでどうしても都合がつかないことはもちろんある。仕方ないことだと思う。
だけど、旅行に出かけるのなら隣の住民に声をかけて
「ゴミ当番を代わってもらえませんか?」
と声をかけることくらいできるのではないか?
私は実際にそうしている。
ゴミ当番をしないのではない。当番の週を代わってもらう。
戸建てに住むものとして、最低限のルールを守ることが大切なのではないか?
スルーする。
若い人の間でこの言葉が使われることが多いと思う。
私は、この「スルーする」という言葉があまり好きではない。
しかし、ゴミ当番をスルーする住民がいる。これはまさに「スルーする」という言葉がしっくりくると思う。
ゴミ当番をスルーする人の心理
子供のいる夫婦は、なぜ隣の住民に「旅行に出かけるので、ゴミ当番を代わってもらえませんか?」この一言が言えないのだろうか?
ゴミ当番をしたくないのであれば、24時間ゴミを出すことのできるマンションに住めばよいのではないか?
戸建てに住むということは、社会の一員として最低限のルールを守る必要があるのではないか?
都会に住んでいる限り、ゴミ当番以外に特にイベントなどない。
田舎だと、いろいろな集まりや掃除などがあると聞く。
都会の戸建てに住んでいる限り掃除や集まりなどへ参加する必要はない。ただ1つ、10週間に1回ゴミ当番が回ってくるだけ。
社会で生きている限り、やりたくないことだってやらなければいけないことはある。それは会社で働くことも一緒だろう。
ゴミ当番を勝手にスルーする。
子供のいる夫婦は、なぜ
「旅行に出かけるので、ゴミ当番を代わってもらえませんか?」
この一言が言えないのだろう。
近所付き合いが希薄になっている。
会話をせず、スマホやネットですべて完了する世の中になりつつある。
しかし、社会の一員として最低限周囲に迷惑をかけないようにルールを守ることは必要なのではないか?
彼らは、自分達の世界だけで生きているのだろう。
自分達の心地よい人と付き合い、それ以外はシャットアウトする。
やりたくないことは、やらない!
しかし、社会で生きていくためにはルールを守ることが大切なのではないか?
おたがい様の精神
昔の日本には、おたがい様の精神があった。
今は希薄になりつつある。
人間として社会で生きていく限り、嫌でもしなければいけないことが存在する。避けられないことだってある。
ルールを守って気持ちよくお互い様の精神で生きていきたいものだ。