「自由な働き方」をはき違える中途採用の若者
コロナ前に私が派遣社員として働いていた某大手企業でのことです。
私は経理担当として働いていましたが、隣には総務人事の女性がいました。
彼女は、月末に社員の勤務表を確認していました。
ある中途入社の男性社員Bさんが、毎日深夜残業をしています。
なんで毎日深夜まで残業をしているのか?
勤務表をよく見ると、夕方1時間~2時間Bさんは仕事をぬけていることが判明しました。
総務人事の女性が、Bさんに電話で確認をすると
「自由な働き方ができると思ってこの会社に入社しました。
夕方1時間~2時間ジムで汗を流して運動しています。
その後、会社に戻って仕事をしています」
と答えたのです。
中途採用のBさんは、この会社に入社する際に自由な働き方ができると面接時に聞き、魅力を感じて入社したんですね。
Bさんにとっての自由な働き方とは、夕方ジムに行って汗を流したあとに再度職場に戻って深夜まで仕事をすること。
でも、会社にとってこれを社員がすると、深夜残業手当を払う羽目になります。
総務人事の女性は、このことを伝え夕方ジムに行くのはやめるようBさんに求めました。
この会社は、中途採用の若者が多く、皆自由な働き方が魅力で入社しているようです。しかし、自由な働き方とは一体なんなのでしょうか?
コロナ禍でテレワークが推奨されています。
まさに自由な働き方ができる世の中になりつつあります。
しかし、自由な働き方になれば、スタバなどのカフェに出かけて仕事をする人も増えるでしょう。
実際に朝7時からカバンを持って車でスタバに出勤?してくる男性を見かけます。
自由な働き方とは、自分で自己管理することが求められますが会社としてはどこまで許容できるかが今後課題になることでしょう!
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