私は私でありたい

私は私でありたい
自分の思い通りに進めたい

自分で自分を追い詰めて首を絞めて闇に消えてく
背負わなくていいものもワザと背負い続けて
あの頃の私を救えるのは私だけ

あの女のようになりたくない
その信念のお陰でホントの最低な女にならずに済んでる

私が私を認めて蓋をした記憶達
悲しい、楽しいも全て閉じ込めた
ふとした時にこぼれ落ちてくる記憶
辛いから蓋をしたはずなのに
出てこないで病みたくないの
もう自殺なんかしたくないの
自分の存在価値を疑問に思いたくないの

死ぬなんか簡単な選択に逃げたくないの
もう少し頑張らせて。限界になったら死ぬから。

私の居場所はどこ？
職場？家族？彼？
家庭がある彼に居場所を見つけても報われない
望まない。けれど縋れる存在が今は彼しかいない

私が私であるために閉ざして捨ててきて拾い集めた元素たち
取捨選択をして後悔しないように歪な橋を作ってきたのに
私は合ってるの？

私のコンプレックスは家族愛
あぁ、羨ましい
彼の家族が羨ましい
そして横取りしない私はもっと美しい
私があの女どもに何度も何度も望んだこと
私は昔の私の願望を叶えているだけ
一般的に考えたら私のしてることは確実に間違っている
でも自分で過去の自分を救うために
私が私であり続けられるように取捨選択を辞めないでいいように生きれるように
私は今日も愛人。都合のいい愛人でいる。

あの女共は出来なかったのかしら。
都合のいい愛人でいる自分に浸って美しいと自負する私はなんて醜いのだろう。
他人の旦那様を私の願望のためだけに利用する私はとてもとても醜い

それでも私は私であり続けたい。
どんなに世間がダメだということをしてでも
自分を救い続けたい。
本当にあの女どもより最低な女
分かってる。ちゃんと分かってるごめんなさい。

それでも私は自分の居場所が欲しい