12年待ったドラゴンズドグマ2クリア後感想
続編が出ないだろうと思っていたタイトルなので、発表時の驚きはすごいもんでした。
ライズオブローニンと発売日が被ったけどまずは待ちに待ったこれ!と思って購入しプレイしたわけですが、徐々に首をかしげたくなる点がでてきました。
トロコンはしていませんが、エンディングまで行ったのでどうしてもぶちまけたくなった個人的な良い点悪い点を。
良い点
1、戦闘
弱点を付いたりダウン中の敵に追い討ちを
した際にゲージがゴリっと減るのは中々気持
ちいい。
ジョブごとにやれることがはっきり分かれ
ているので、プレイ感覚がかなりかわる。
序盤は次にどのジョブを試そうかと楽しみに
なる。
2、広くなった世界と人
前作よりも広くなったことで獣人やエルフ
といった新種族、多数のダンジョンが登場し
ている。
自キャラやメインポーンも獣人として始め
ることもできる。
3、自由度
なんとnpcほぼ全員?に好感度が設定され
ており、経験していないが恋人となり二股を
かけられる模様。トロフィーがあった。
自宅を買うとそこに贈り物がきたり。
他にも隣国に密入国したり、勝手に囚人を
勝手に釈放したり、自分が捕まっても脱出方
法がいくつかあるらしく自由に行動できる。
等々、全体的に前作よりもやれること等が増えており、冒険している感は大きいので序盤は楽しめます。
次いでネタバレ込みの気になった点。
1、圧倒的な説明不足
多くのnpcから「覚者は世界に一人」と言
われるが、途中から過去に覚者だったと自称
する人物が複数出てくる。なぜ?と思うも説
明はされない。
大惨事を引き起こすポーンの竜憑もポーン
がさらっと話す程度。
最初の一回はどこか小さな村を壊滅させる
等イベントとかで教えて欲しい。
本筋も説明が足りい点が多々ある。
敵対していたはずなのにいつの間にか協力
体関係になっていたり。
真エンドルートのポーンは本当に「は?」
となった。説明して。
2、クエストが雑
良くある続きがありそうなクエストが続か
ない。「貴族の少年が瓜二つの貧民の少女に
変わり身を頼む」というクエストがあるが、
最後には母親が息子に似た少女を見て驚き、
手配をしたメイド?を呼びつけるが……そこで
おしまい。部屋に乗り込んでも汎用npcの台
詞しか話さない。
他にも色々。
3、重要npcが気軽に死ぬ
自分でnpcを殺害などできるのだが、バグ
なのかなんなのか、序盤の重要npcが知らな
い間に死んでいてクエスト報告と受注ができ
なくて数時間悩んだ。
蘇生アイテムで復活させて事なきを得た
が、死んだのならアナウンスが欲しい。
というかストーリーに関わるnpcを気軽に
プレイヤーの知らないところで本筋に関わら
ず殺すな。
4、肩透かしな一部ボス
突発的に襲ってくる大型エネミー。
疲弊しているときや序盤は恐ろしくも挑戦
が楽しい。が、ラスト付近に出てくる大型ボ
スは肩透かし感がすごかった。
5、設定が雑
序盤は自分が覚者であることを隠して活動
し、名声を高めて偽覚者を王座から下ろす計
画だったはずが、いろんな人から覚者と言わ
れる。一般には知られてないはずなんだけど
以上、全体的にボリュームについてはかさ増
し感が大きく感じました。
良く言われるファストトラベルについては、
不便だけどそこまでは…といった感じでしょう
か。
本作の売りはポーンとの冒険なので、そこはまあまあ満足かもしれません。
欲を言えばもっと会話のバリエーションを増やしてほしかったですが。