スクリーンショット_2019-05-12_18

企業側的視点「Twitter転職の始め方」

皆さんこんばんわ。今日もnoteの更新を行います。今日は採用企業側から見た、Twitter転職にて、ついつい声をかけたくなるTwitter運用の仕方です。いつもどおりキッカケになったツイートは以下。

実はこのトシさん。QUELCODEで勉強中の受講生です。受講生が困っているのです。私が立ち上がらないわけがない…。

ということで、今日は企業側的視点で見て思わず「おっ!」と思ってしまうTwitterの具体的な運用方法について書いていこうと思います。

まずは一般的な転職活動の企業の裏側ではどのようにしているか。確認していきましょう↓

書類選考の難しさ

一般的な転職活動において、皆様は、転職エージェントなどに代表される媒体に登録することでしょう。そこに登録すると企業側にはどのように情報が流れてくるか、ご存知の方は余りいらっしゃらないと思います(管理画面とかスクショ掲載禁止なので実物をお見せは出来ません)。

Paizaなどの逆求人形式や企業が求人情報を掲載してエージェントや求職者から申し込みを受けるパターン等様々ありますが、私達企業は求職者のデータベース情報を受け取ります。そこには氏名年齢から始まり、①職務経歴書 ②スキルシート ③希望年収 ④スキルレベル感などが記載されています。これを企業の採用担当者が見て、スカウトを行ったり選考を進めたりしています。

とにかく、大量の求職者情報で溢れており、こちらも転職エージェントに沢山お誘いメールを送るよう、日夜催促されているのです…(;´Д`)

比較検討されている

採用企業は掲載した求人情報からあなたを選びます。が、選ばれるまで沢山の求職者情報を採用担当者は見なければなりません。一回で100、200人ほど対象者がいるのです。採用担当者も人間です。やはり、サラッと見ていく事もありますので、ぱっと目につく求職者に対してスカウトをしていきます。

ここで、連絡が(特に)来にくい求職者情報とは何でしょうか?

レジュメがない

スキルや職務経歴書は書いてあるのですが、自由記述欄に記載がない場合があります。自由に記述ができる所にこそ、その人の人間性・人を惹きつけるものが書けるのに書いてない。←このような状態だと数多くいる他人の中に埋もれてしまいます。

転職志望動機がない

企業は「何故転職活動をしようと思っているのか?」という点を知りたがっています。転職というものは勇気がいる行動なのに、その覚悟(志望動機)が書いてある場合とない場合とでは、見た目の印象が全く異なります。

媒体を使った転職とは、無機質なデータを見て選別しているので、中々個々の違いが採用企業から見て非常に分かりにくいのです。(自由記述欄で差別化するしか無い)

一方でTwitter転職は

Twitterはその人の人間性が非常に出てくる媒体です。その人の日々の頑張りや試行錯誤など。その人の人生が現れる(見える)媒体です。活用の方法は沢山あり、その効果は無限大です。

私は普段から、Twitterで「転職成功しました!」と投稿されているのは見かけることがありますが、Twitterを使った転職活動で成功事例を叩き出している人の特徴を思いついたのでまとめてみました。

今勉強をしている技術についての投稿が多い

今どの技術について勉強しているかを発信することで、自社の技術領域とマッチしているか自然と分かります。一括りで「IT企業へ転職」と言っても、その企業で使われている言語や技術でミスマッチしていると、そもそも採用のテーブルに乗ることが出来ません。

自分の技術領域について発信することで、事前にこのミスマッチを防ぎます。結果的に効率よく転職活動を進めることができるのです。

参加している勉強会の内容の投稿が多い

積極的に勉強会に参加している姿が見えると、入社後も積極的にスキルアップをしてくれるであろう、期待感が生まれます。将来的にはこの企業の開発チームを牽引する人物であるとアピールしているようなものです。

詰まった部分とその対策の投稿が多い

試行錯誤して、自走できている人に見えます。勿論質問をすることは全く悪くはないのですが、この業界の基本は"自走力"。自ら問題を発見して解決方法を見つける力が試されます。ここが出来ていそうな人と、そうでない人のポイントの差は大きいと思います。

行きたい業界と業界研究の投稿が多い

企業側からみて、どのような業界で働きたいか分かります。逆にこれにマッチしている企業担当者が投稿を目にした場合、自社の指向性にあっていると判断出来ます。自分が行きたい業種・そうでない業種は明確に発信すべきだと思います。これも同じようにミスマッチを防ぎます。

オフラインで会った人との交流をしている

勉強会などで会った仲間と良く楽しそうに技術の交流をしたり、同じ悩みを抱える人達で情報を交換したりといった活動をしていることが目に付きました。これは採用担当から見てどう?という事ではないのですが、そのような傾向が多いなと思ったのでとりあえず書いてみました。友達が多いことは良いことです。何となく思った特徴ですね。

URL欄にGithubやブログのURLが掲載されている

Twitterでは140文字しか表現出来ません。このnoteのように一つのテーマについて、長く書くことが出来ません。そのため伝えると言っても伝える方法に限りがあるのです。

そこでGithubによるコードのアピールや、ブログを使って、今までの学習の軌跡などを書き記しておきます。Twitterで興味を持った人が必ず確認しにきます。マーケティングで有名な理論、AIDMAというものがある通り、Attention(注意をひく)やInterest(興味をひく)をTwitterを使って、Desire(ほしいと思ってもらう)をブログなどに担ってもらおうという事です。

メディア媒体によって適切な運用方法があるので、これを適切に上手く活用しましょう!

居住地欄に大まかな居住地が書かれている

東京の会社なのに、福岡居住の人にコンタクトをとっても、企業側としては中々成果が上がりません。そのため、大まかな居住地(または住んでもいい場所)を入れておくことでミスマッチを防ぐことができると思います。

効率を重視する

余り細かくやりすぎても、数(企業数)が減ると思うかもしれませんが、そもそも「行きたくない会社」「やりたくない仕事」をしている会社と話をしても時間の無駄ではないかなと思うのです。

ですので、自分が希望する・やりたい事・指向性については常に発信しても良いんじゃないかなと思います。これに興味をもった会社とだけやり取りをすれば労力は無駄にかからないのです。

企業の選び方

ITと言っても業界や働き方は広く、実に様々です。以下のツイートも参考にしつつ、自分はどのような事をやりたいのか?明確にしておきましょう。

いかがでしたか?少しでも皆さんの効率の良い転職活動の成功を祈っています!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?