いっかい書いてさようならした文字の羅列なnote
2024年3月7日の名取さな誕生日イベントである、さなのばくたん。-王国からの招待状-にて公開された新曲「いっかい書いてさようなら」について、考え出したら止まらなくなったのでメモ書きを残しておきます。
自分でも色んな意味で読ませる文ではないな…と思うのでご容赦ください
○初見の印象について
イベント中に初めて歌い出した時、正直オリ曲なのかカバーなのか分かんなかったんだよな…
これはあれのがオタク必修音楽を履修してないのが一番の理由なんですが、それ以上になんとなく名取のオリ曲と毛色が違うなと思ったんですよね。
まぁ結果としてエビのツイートやフィナーレの演出でアッこれ新曲!!!うおおおおおおってなったんですが……
曲イメージとしては、無茶苦茶ED曲だ!!!いいねぇ…という感じ。
ただなんか歌詞が気になったんですが、サイリウム振るのに夢中だったせいであんまり歌詞頭に入ってなかったので速攻で帰ってさなコレ開いた。
○帰宅後爆速再視聴とクソ雑考察
Twitter(現X)や歌詞カードのあとがき読んだらツイ消しの曲じゃん!!!て思った。
書いて消して…表現を模索してる感じや、あとがきの意見が合わない人の大喧嘩や承認欲求やら…最近似たようなのTLで見るなぁ〜てなってたので腑に落ちたんだよな…
ただ、歌詞カード読んでたらだんだんツイ消し…いやほんとにツイ消しか?となってきた
例えば初めの「真っ白になる 途切れがちな返事のあと どうしたのかな へんなことしたかな」とかは、
あーリプ帰ってこなかった時の不安感か分かる分かるってなったんだけど、これ普通にメッセージのやりとりでもそうなるし、なんならあれのはライトモードでTwitterするオタクなので腑に落ちたけどこれダークモードなら白くはならないかもしれない。
あと「今度 どっか行きたいよ どっか連れてってよ」はフォロワーに対しては思わないよな…とも思った。
ここら辺を読むとなんとなくこの主人公とメッセージ相手は頻繁に遊ぶような仲の良さで、ちょっとした伝え方の齟齬で仲違いしちゃったのかな…と、
そのあと、やっぱり勘違いさせたのは悪いからちゃんと謝って仲直りしよう、相手のことを大事にしてるのはちゃんと伝えよう。となって無事仲直りできたかどうか…がこの曲のストーリーかなって思った。
「いっかい書いてさようなら」も、自分の感情整理のために文字に起こすなんて話を聞いたことあるし、それのことかな…なんて思ったりしたんですよね。
○ふとしたきっかけ
ばくたんも後夜祭も終わって、せんせえ方の感想noteもちょくちょく上がってきたときにあるnoteを読んだんですが、その中には事件と称した事柄やそれをふまえての今回のイベントの見方・感想があって、自分の感想と全く違ったからかなりびっくりしたんですよね…
書いてあった"事件"についても全く思い当たる節がなかったので恐る恐る読み進めてたんだけど、蓋を開けてみたら自分にとっては「…そんなこと?」となるような内容だったし、自分と推し方・考え方が結構違う人なんだなと思った。
で、ここでオタクの悪いところとして読んだ上での自分のスタンスを出しておきたくなってTwitterを開いたんですよ。
ただ、あんまり内容に言及するのもな…と思って書いたり消したりしつつ、結局当たり障りのない、何らかの察し合わせをするわけでない独り言が捻出されただけで終わりにしちゃったんですよね。
ただ、ツイートしてなんとなく、これが「いっかい書いてさようなら」なんじゃないか?って思った。
○再考察
ネットリテラシーが騒がれ、些細なことで炎上したりする昨今のインターネットにおいて、ツイートひとつひとつにも気を使う必要があると思うんですよ
あれのみたいな影響力なんかは皆無な一般人でもツイートで意見言うときは変なのに引っかかられないよう表現は気にするし、見た人はどう思うかとかもやっぱり気にして投稿する。
これが名取みたいなフォロワー莫大な話題沸騰インフルエンサーの立場だったらと思うと、ツイートひとつが命懸けレベルなんじゃないかな…と思う。
現に、名取なんかはデビュー当時は動画投稿のペースや反応の速さからバーチャルツイッタラーなんて言われてたんだけど、今やおはツイと数件のツイートリツイートになってて当時の見る影も無い…
(まぁ忙しさとかも段違いだろうし、ツイートなくても諸々を頑張ってるな…名取…としか思わないしむしろ推しが忙しそうで誇らしいんですが)
さらに、フォロワーが増えれば増えるほど一つのツイートに対して捉え方が全然違う人も出てくるからさらに発言に慎重になるし、ていねいなインターネット生活の為には不用意な発言はできなくなってくる。
そんな中で、この曲が自分のツイートに対して色んなことを感じちゃったり、深読みする人に対しての思いがこもっているように感じた。
「文学は点3つ 文字は点1つだ」という表現、文学は文字の羅列に対して色々な情景を想起したりそれぞれが別々の感じ方・捉え方をするけど、文字は文字でしかないからそのまま受け取るしかない。
ツイートで自分の気持ちを伝えたいなら、余計な考察は無しにそれだけが伝わってほしい。
いっかいだけ、自分の思いを書いてこの話はここまで!というスタンスが「いっかい書いてさようなら」なんじゃないかな、と
丁寧なインターネット生活を送る上での、名取の真に伝えたい思いが表現されているような、そんな素敵な曲だと思いました。
○蛇足
もうちょっと触れたいフレーズや書きたいことはあるんだけど、あんまり書いても脱線するし純粋に書くの大変なのでここだけ
「今度 どっか行きたいよ どっか連れてくよ 見せたい景色を作るよ」のところ、今回の声出しOKのばくたんや館内放送ジャックで名取一色になったラチッタデッラを見て最高の景色だ…となったあとのこの曲なので、名取が今後どんな最高な景色を見せてくれるのか楽しみで仕方がない。
ひとまず、9月やそれ以外にどんな景色が見られるのか楽しみにしつつ筆を置きます。